読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

edgefirstのブログ

国内新聞社を中心としたマスメディア関連のウェブサイト巡回が趣味です。業界紙的なノリでトピックスをメモしていきます。

毎日新聞、選抜高校野球の公式アプリをリリース ニュースと写真をサクサクと

 株式会社毎日新聞社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:朝比奈豊)は、3月21日に阪神甲子園球場で開幕する第87回選抜高校野球大会毎日新聞社、日本高校野球連盟主催、朝日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力)の公式アプリをリリースしました。
 アプリは操作の「さくさく感」を重視し、ニュースや写真特集が高校野球のスピード感そのままに、快適にコンテンツが閲覧できます。SNSへのシェア機能も充実し、高校野球の感動を、Facebook、Twitterなどに簡単に投稿できます。
毎日リリース:センバツ高校野球“初”の「公式」スマホアプリ提供開始(2015/1/22) - 毎日新聞

 毎日新聞社は1月22日、3月21日に甲子園球場で開幕する選抜高校野球大会の公式アプリを公開した。これまで8月に開催される全国高校野球選手権大会では朝日新聞のアプリやABC朝日放送の速報・ライブ中継アプリなどが提供されてきたが、春のセンバツ高校野球では初めての公式アプリとなる。

iOS]⇒センバツ2015/第87回選抜高校野球大会公式アプリ
Android]⇒センバツ2015/第87回選抜高校野球大会公式アプリ - Google Play の Android アプリ

f:id:edgefirst:20150210171244p:plain:w250 f:id:edgefirst:20150210171252p:plain:w250

 2/10現在、選抜高校野球に向けたニュースや、1月23日の出場校決定時の喜びの写真を集めたコーナー、昨年の各地区秋季大会のニュースなどを読むことができる。とても軽快に動作するため、ウェブブラウザで読むのに比べ読み込みのストレスがない。大会期間中は全試合の速報が行われることや、選手名鑑、トーナメント表といったコンテンツが提供されることも予告されている。

 アプリは毎日新聞の高校野球コーナーに掲載されるニュースと写真をアプリで快適に閲覧できることを目的に提供されている。ニュースの一覧ページは写真を大きく利用し、最近のキュレーションアプリやバイラルメディアの影響を受けているようだ。写真がない記事についても、記事本文とは直接関係ない甲子園球場の風景や試合のワンシーンなどの”高校野球”を想起させるイメージカットを全て利用し、写真の持つ効果で記事本文に誘導しようという様子が伺える。イメージカットも一種類ではなく何種類も用意することで、同じ写真が続かないにする配慮も伺える。

 アプリから読んだ記事をTwitterFacebookなどでシェアすることができる。毎日新聞高校野球コーナーに掲載された記事のURLによって行われる。アプリとウェブ、両方から記事を見られるようにすることで、ソーシャルメディアによるシェアが可能になっている。

 ニュースの見せ方は、日経が昨年のサッカーワールドカップに合わせて公開した「日経W杯2014」と似ているように感じた。特に、本文と直接関係ないイメージカットを多用することについては、従来の紙の編集者から見ればカルチャーショックを受けるかもしれないが、スマホユーザーはむしろ「写真がないと記事を読まない」のだろう。

 現状は記事と写真を快適に閲覧することに特化したアプリであり、スマホ世代の高校生にも訴求できそうな機能を備えている。毎日新聞社にとっての一大主催イベントであり、大会自体のの盛り上げにも寄与しそうだ。

 日経のサッカーW杯アプリはデジタルの双方向性を生かし、W杯やサッカーに関するクイズやアンケートを実施したり、グループリーグの順位を予想する企画を行っていた。高校野球は「教育の一環」という前提があるため、主催者としてはなかなか勝敗予想などの企画は実施しづらいかもしれないが、なんらかの形でユーザーとの双方向性を活かした企画の実施を期待したい。

こちらの記事もどうぞ

edgefirst.hateblo.jp