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国内新聞社を中心としたマスメディア関連のウェブサイト巡回が趣味です。業界紙的なノリでトピックスをメモしていきます。

朝日新聞、販売店のイメージアップ狙い「イケメンASA男子」を計画中?

 「イケメンASA」「イケメンASA男子」。1月10日に帝国ホテルで開かれた、朝日新聞東京本社管内のASAによる新年朝日会総会で、こんな言葉を聞くとは思いもしなかった▼その時思い出したのが年末、偶然見た民放の情報番組。画面にうつっていたのはイケメンによるお掃除隊だった。佐川急便のイケメンドライバーを取り上げた書籍が話題になっているのは知っていた。それが今度は、ハウスクリーニングだという。(中略)若年層の就職難がいわれるにもかかわらず、新聞販売店の所長さんからは「募集しても人が集まらない」「応募してくるのは40代以上」といった声を聞く。果たして朝日のイメージ戦略は吉と出るか(青山友子)
 (2013年1月28日付文化通信より)

 業界紙・文化通信の記事が面白かったでメモ。1月10日の朝日新聞販売店の新年総会で、飯田常務取締役販売・教育事業担当が述べた、今後の販売店の労務難に備えた「ASAの見える化」作戦の一例として「さわやか配達」を目指し、宅配便業界で先行している「イケメンASA男子」を目標にするという趣旨の発言をテーマに書かれた青山記者のコラムである。
 会社や自宅に来てくれるドライバーみんながイケメンであるはずないが、全国のイケメン若手ドライバー50人以上を写真で紹介した「佐川男子」という書籍が話題になり、「佐川萌え」という言葉ができるほどイメージアップに貢献している。発想が安易のような気がしないでもないが、イメージアップ戦略としてはありなのだろう。
 個人的には、新聞販売店で毎日配達を支えているのは早朝パートのママさんたちというイメージがあったので、「イケメン」もよいが、「朝早くからオシャレに働く女性」をフィーチャーしてもよいのではないかと思った。“朝の配達でジョギング1時間分のフィットネスが自然と習慣に”とかなんとか。根拠があるかはわからないが、ダイエット本があんなに売れるんだから、著名トレーナーとの共同研究で「早起き新聞配達ダイエット」とかあってもいいんじゃないだろうか。

佐川男子

佐川男子