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神奈川新聞、記者ツイッターを11人でスタート

 神奈川新聞社では、現場記者がその日の出来事や、取材の様子、こぼれ話などをつぶやいています。ぜひ、気になる記者のアカウントをフォローしてみて下さい。
 なお、発言内容は記者個人の見解で、神奈川新聞社の見解ではありません。
カナロコ編集部からのお知らせ

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 神奈川新聞が記者個人によるツイッターをこの7月から広く開始している。これまでもウェブサイト「カナロコ」に掲載したニュースを機械的に投稿するアカウント「神奈川新聞ローカルニュース」や、「経済部」のアカウント、PRを行う「企画開発室」、地域のイベント情報を告知する「バザール編集部」など、組織・部署単位でのツイッターアカウントはいくつか存在していたが、記者個人によるツイッター活用に乗り出したようだ。
 ウェブサイト「カナロコ」内に「神奈川新聞のつぶやく記者」というページを設け、ツイッター記者を一覧している。ツイートしている記者は運動部や県政記者クラブ担当、文化部、整理部、署回り(警察署担当)、支局長など編集局内の様々な部署から参加している11人。ロンドン五輪の現地取材を行う記者も参加している。
 ただ、まだまだ始めて間もないせいか、フォロワー数やツイート件数が少ないアカウントが多い。せっかくきちんとしたプロフィールを公開しているのに1件も投稿していない記者もいる。これからに期待といったところか。前述した組織・部署単位のアカウントには1000から1万超のフォロワー数を集めているものもあるのだから、こちらでも記者アカウントを積極的に紹介するなどしてもっとPRすればいいのではと思う。
 記者個人によるツイッター活用といえば新聞社ではなんといっても朝日新聞。今年1月に14人で開始した「つぶやく記者」は、7月25日現在35人まで増加している。4月には暫定版ながら「ツイッターガイドライン」を公表。ソーシャルメディアの活用に非常に熱心である。こういった動きも影響しているのだろう。この記者個人によるツイッターの活用が他の地方紙にも広まっていくか、注目していきたい。