edgefirstのブログ

国内新聞社を中心としたマスメディア関連のウェブサイト巡回が趣味です。業界紙的なノリでトピックスをメモしていきます。

中国新聞ちゅーピーくらぶ、携帯電話で読者のお出かけ支援

 中国新聞社は11月6日、読者会員サービス「ちゅーピーくらぶ」で、広島県内の百貨店など20か所に置かれた専用端末に「おサイフケータイ」機能が付いた携帯電話をかざすことでポイントが付与される新サービス「Pタッチ」の試験運用を始めた。本紙読者で、携帯サイトに登録したくらぶ会員が対象。12月26日まで愛読者登録キャンペーンを行い、来年の本格運用を目指す。
 携帯電話のほか県内で使えるICカードを専用端末にかざすと、電子スタンプがたまる仕組み。商品にも交換できる。将来的には、店舗や施設などでポイントやクーポンを利用する地域カードとして使えるお得な携帯サービスを目指す。
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 9月に会員数50万人を突破した中国新聞の会員向けサービス「ちゅーピーくらぶ」が、「おさいふケータイ」機能を持つ携帯電話などを利用した新しいサービス「Pタッチ」の試験運用を始めた。
 対象は中国新聞を購読しており、ちゅーピーくらぶのウェブサイトでメールアドレスとIDを登録した会員。登録は無料だが、おさいふケータイ機能付きの携帯電話でアプリをダウンロードし、自信の携帯を「Pタッチカード」として登録する必要がある。携帯電話におさいふケータイ機能がない場合は、広島県交通ICカード「PASPY」や、ちゅーピーくらぶ広島銀行の提携カード「ひろぎんPASPY」があれば、それらを登録して利用できる。詳しくは以下の「よくある質問と答え」を参照。
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 12月26日まで試験運用中で、読者向けのスタンプラリーを実施している。広島県内の各百貨店やスーパー、美術館、中国新聞の関連施設などに専用端末を設置し、携帯電話をかざすことで1日1回スタンプが貯まる。スタンプ3個ごとに1口の懸賞に応募でき、抽選で5万円分の商品券やお米などが当たる。
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 キャンペーンの紹介動画はこちら(⇒動画を見る
 興味深いと思ったのは、このキャンペーンの目的に「ケータイで読者のお出かけを支援する」と銘打たれているところ。単純な優待や割引にとどまらず、利用者の行動を直接支援することに乗り出しており、地域活性化につながる可能性を秘めているように感じられる。
 例えば、中国新聞の主催のイベントに足を運んだら必ずスタンプを押すことができるという企画が考えられる。上海万博で会期中毎日会場に足を運んだおばあちゃんが話題になったが、年間を通して一番美術展に行った読者を表彰することもできるだろう。規定のイベントに全て参加すると特別なアイテムがダウンロードできるといったソーシャルゲーム的な活用法もあるだろう。地域の各イベントが“スタンプ”を核にして相乗効果を出していけるのではないだろうか。