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edgefirstのブログ

国内新聞社を中心としたマスメディア関連のウェブサイト巡回が趣味です。業界紙的なノリでトピックスをメモしていきます。

中日新聞、有料携帯サイト「ドラゴンズ情報」をスマホ対応 10月から有料化

 お盆休みボケでしばらく更新が滞っておりました…。

 お待たせしました。スマートフォン版「ドラゴンズ情報」の試験配信が始まりました。スマートフォンに標準搭載されているブラウザーを使う方式なので、アプリをダウンロードする必要はなく、iPhoneやアンドロイド端末のほぼすべての機種でご利用になれます。9月末までは無料(10月から有料化予定)です。ぜひアクセスしてお試しください。スマホ版「ドラゴンズ情報」のアクセスは、http://sp.chunichi.co.jp/dra/へ。QRコードも利用できます。ブックマークやホーム画面に追加すると、次回から素早くアクセスができます。
中日スポーツ:「ドラゴンズ情報」スマートフォン版 お試し期間 9月末まで無料:お知らせ(CHUNICHI Web)

 中日新聞社は8月22日、これまでNTTドコモiモードKDDIEZWebなどの有料携帯サイト(月額210円)で展開してきた 「ドラゴンズ情報」をスマートフォンに対応させた。
[サイト]⇒スマホ版ドラゴンズ情報iOSまたはAndroidからのアクセスのみ)

 コンテンツはこれまで携帯サイトで展開してきた「ドラゴンズ情報」のコンテンツが基本となっており、中日ドラゴンズ戦のリアルタイム一球速報や、中日スポーツ紙面に掲載された記事、ファーム情報や落合監督のコメント「オレ流語録」、各選手の成績などが並んでいる。また、9月下旬からは試合ハイライトやヒーローインタビュー、人気選手の独占インタビューのムービーも用意される。
 大きな特徴としては、これまでアプリという形式で展開されることが多かったスマートフォン上のコンテンツ販売を、ウェブブラウザを通して行うことであろうか。ウェブサイトによって構築することで、iPhoneAndroidなどそれぞれのOSで別々のアプリを作る必要がなく、Appstoreのようなプラットフォームに3割の中間マージンを引かれることもない。また、時に不透明と言われる審査プロセスに左右されることがないのも大きなメリットといえる。
 アプリのメリットとして課金のしやすさが上げられるが、auはすでに「かんたん決済」という形でウェブサイトの課金を実現しており、NTTドコモも今冬にはiモード課金コンテンツをスマートフォンでも利用できるようにすることを言明している。ウェブサイト型の課金のハードルも下がっていくだろうという判断なのだろう。
 とはいえ、著作権保護やユーザーインターフェイスの制約といった面でまだまだアプリの方がメリットがある部分も多々ある。また、「ブラウザでの閲覧=無料」という習慣に慣れたユーザーが有料化を受け入れるかどうかには一定の壁があるだろう。
 スマートフォンの普及によって従来の有料携帯サイトというビジネスモデルが縮小を迫られる中、スマートフォンでもウェブサイトのコンテンツに課金しようという動きが出てきたのは興味深い。朝日新聞社がすでに昨年から「WEB新書」で、スマートフォン上のコンテンツ閲覧への課金を始めており、「課金といえばアプリ」という常識を覆すことつながっていくのだろうか。
(追記 2011/8/31 19:45)
 8月29日付文化通信や8月26日付新聞之新聞といった業界紙によると、価格については月315円を想定しているとのこと。