edgefirstのブログ

国内新聞社を中心としたマスメディア関連のウェブサイト巡回が趣味です。業界紙的なノリでトピックスをメモしていきます。

記者のツイッターユーザーら、「#記者あるある」のテーマで盛り上がる

 日本でも利用者数が1700万人を超えたとされるツイッター。当然ながら様々な年代・職業の人に使われるようになっている。
 そんな中、7月13日から「ハッシュタグ」に日本語が使えるようになった。「ハッシュタグ」とは耳慣れない言葉であるが、利用者がつぶやきを投稿する際に# (ハッシュマーク) で始まる単語を付加することによって、同じ話題のツイートを他のユーザーから見つけやすくするという機能である。これまではアルファベットに限られており、例えば「#jisin」では地震に関する話題を、「#setsuden」では節電に関する話題を扱うといったような形で使われてきたが、加えて日本語が使えるようになったことでテーマの幅がさらに広がった。
 そこで業界ネタ的に面白かったのが「#記者あるある」というハッシュタグ。新聞記者や記者経験のあるユーザーが、思い思いに「記者のあるある」を投稿している。なかなか面白かったので、その中からクスリと笑ってしまったものをまとめてみた。
[まとめ]⇒「#記者あるある」傑作選 - Togetter
[現在の状態]⇒Twitter - #記者あるある
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 「夜回りで立っていたら、ご近所さんに飼い犬をけしかけられたことがある」といった夜回りに関するネタや、「取材先の女性に年齢を聞いて怒られる(⇒記事中で人を紹介する場合、年齢を添えることが一般的なため)」といった話、「地下の居酒屋に行くときは『ここ電波入りますか?』のような呼び出しに備える話、「サイレンの音を聞けば警察・消防・救急の違いが識別できる」という職業柄必然的に詳しくなってしまう話など、業界で働く人々にとって「あるある!」と言ってしまうようなネタが満載。中には「#記者あるあるが面白すぎて原稿が進まない」といったつぶやきまである。
 もちろん、中には記者ではない人たちからの投稿もあるだろうが、実際に紙面の署名で名前を見る人も多く、大部分は経験者であろう。パソコンや携帯ばかりいじっている若手〜中堅に厳しい視線を向けるお年寄りは少なくないが、こうしてみると記者も普通の人たちと同じようにツイッターを楽しんでいることがよくわかる。