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国内新聞社を中心としたマスメディア関連のウェブサイト巡回が趣味です。業界紙的なノリでトピックスをメモしていきます。

産経新聞、Youtubeに公式チャンネル開設

 産経新聞社は2日、動画共有サービス「YouTube」にて、公式の動画チャンネル「Sankei News Channel(産経新聞チャンネル)」を開設した。
 産経新聞社による公式チャンネルは、2つのチャンネルで構成される。メインチャンネルは、産経新聞社が独自で取材した動画を編集して公開する「産経新聞チャンネル」、サブチャンネルは、記者やカメラマンが撮影した動画を公開する「産経速報動画チャンネル」。ニュース速報、エンタメ情報、新製品や新車発表などの経済ニュース、産経新聞紙面と連動した紀行番組などをラインナップする。
産経新聞社、YouTubeに公式の「産経新聞チャンネル」開設 -INTERNET Watch

 もはや日本の新聞社が自社で撮影した動画をインターネット配信することも珍しくなくなった昨今だが、産経新聞がYoutubeに公式チャンネルを解説したとのこと。
 MSN産経ニュースの方ではすでに「動画コーナー」が存在しており、自社で取材した芸能記者会見の動画や、TBSやAP通信、時事通信などから提供を受けた動画を掲載している。Youtubeに公式チャンネルを開設することで、自社取材動画をより露出させようという意志があるのだろう。
 興味深いのは、メインチャンネルではなくサブチャンネルの方。動画専門の部隊ではなく、現場の記者が撮影した動画を掲載するサブチャンネルの「産経速報動画チャンネル」。まだ掲載されている本数は少ないが、10月31日で運行を休止した大分のホーバークラフトの映像があった。
 動画が儲かる儲からないは別として、現場の記者にとっては自分の取材した事物を表現する手段として、動画はいずれ強力な武器になるのではないかと思う。