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国内新聞社を中心としたマスメディア関連のウェブサイト巡回が趣味です。業界紙的なノリでトピックスをメモしていきます。

新聞博物館に全国の子ども新聞集合 約80紙を展示、10月23日まで

 新聞博物館で13日、企画展「『子どもの新聞 大博覧会』」が始まった。協会加盟社が発行している子ども向け新聞(有代含む)や別刷紙面、本紙内に掲載されている記事等が展示され、初日から熱心に目を通す来館者の姿などが見られた。
 新聞各社では新学習指導要領の開始に伴い、年初以降、新媒体の創刊や紙面新設などの子ども紙面の拡充が盛ん。このため新聞博物館では「夏休み中から秋の新聞週間にかけて、児童や生徒とその親、教育関係者に全国の子ども新聞を知ってもらいたい」と企画した。
 (2011年8月22日付ジャーナリスト新聞より)


 横浜にある日本新聞博物館で、10月23日までの日程で「子どもの新聞 大博覧会」という企画展が開催されている。子ども新聞をめぐる動きが活発化する中、全国から集められた総数80紙に及ぶ子ども向け新聞や子ども向け紙面のほか、新聞社や子ども向け紙面のマスコットキャラクター紹介、昔の子ども新聞といった内容が展示されており、児童や生徒やその親、教育関係者だけでなく、業界関係者にも注目を集める展覧会となっている。
[概要]⇒日本新聞博物館 企画展「2012年報道写真展」

 


 集められた子ども新聞は以下の通り。このほか、新聞本紙内の定期連載や企画面なども多数展示されている。

単独有料媒体
朝日小学生新聞・朝日中学生ウィークリー(朝日学生新聞社)、読売KODOMO新聞(読売新聞社)、週刊ST(ジャパンタイムズ)、桐生タイムスforジュニア(桐生タイムス社)、中日子どもウイークリー(中日新聞社)、GODOジュニア(大分合同新聞社
別刷り媒体(新聞本紙から抜き取りできる形式含む)
道新週刊フムフム(北海道新聞社)、週刊JuniJuni(東奥日報)、デーリー東北週刊Let’sえいGO!(デーリー東北新聞社)、やましん週刊ヨモーニャぱーく(山形新聞社)、週刊IBARAKIこども新聞(茨城新聞社)、週刊しもつけ子どもタイムズ(下野新聞社)、週刊風っ子(上毛新聞社)、週刊YoMoっと静岡(静岡新聞社)、月刊『ふむふむ』(新潟日報)、北國こども新聞(北國新聞社)、福井新聞子どもタイムズ+(福井新聞社)、ジュニアタイムズ(京都新聞社)、さん太タイムズ(山陽新聞社)、読もっか こども高知新聞(高知新聞社)、タイムス ワラビー(沖縄タイムス社)、りゅうPON!(琉球新報社)

 展示の様子や雰囲気などは以下のブログで知ることが可能。
新聞界は下克上~「子どもの新聞」大博覧会 =前編= : トピック : コミュニティ : カナココ : カナロコ -- 神奈川新聞社
関内で開催中の「子どもの新聞」大博覧会では、何が見られるの?[はまれぽ.com]
 展示内容には、東京電力に対する批判記事に対し毎日小学生新聞に寄せられた「僕のお父さんは東電社員です」という書き出しで始まる手紙についてのコーナーもある。この手紙をきっかけにして全国の小学生から意見が集まり、大きな話題となった。意見箱を設置し、手紙への感想を小学生の来場者に投函してもらえるようにもなっている。
 個人的に新聞博物館に併設している新聞ライブラリー(国会図書館と並び、全国の新聞社の過去のマイクロフィルムを収蔵している)には調べ物のため一時期通ってた時期がある。この企画展は会期は10月23日までなので、それまでに行く機会があればぜひ立ち寄ってみたい企画展だ。場所は関内駅から歩いて10分、横浜スタジアムや中華街の間近と好立地。横浜観光の立ち寄りスポットとしても好適だと思う。