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国内新聞社を中心としたマスメディア関連のウェブサイト巡回が趣味です。業界紙的なノリでトピックスをメモしていきます。

東京都職員の25%が新聞未購読、12%が1カ月に1冊も本を読まず

 石原慎太郎知事と猪瀬直樹副知事の作家2人がトップを務める東京都は、活字離れに対する「対策検討チーム」を設置した。4月に2回、国語教育の専門家らを招いて都職員対象の勉強会を開催し参加職員にアンケートした結果、新聞の未購読は25%に上っていた。
 アンケートでは1カ月に読んだ本の冊数を尋ね、253人中29人(12%)が「読まなかった」と回答。1冊が20%、2冊が最多の26%。読まない理由は「時間がない」(72%)「読みたい本がない」(24%)など。仕事に役立つ情報収集手段はインターネットが首位で、以下、新聞、本・雑誌、テレビの順。新聞を1位に挙げたのは50代だけだった。都の担当者は「仕事で読まなければならない本も多いはずなのに」と懸念した。【石川隆宣】
毎日jp(毎日新聞)

 「東京都庁の職員でも25%が新聞をとっていないのか…」と業界関係者が落胆しそうなニュース。アンケートは当然他の世代も含んでの結果だろうから、20代や30代に限ればもっと未購読率は高くなりそう。
 そうはいっても、仕事に役立つ情報収集手段はインターネットが次いで新聞が2位。以下に本・雑誌、テレビの順とのことで、テレビよりは仕事の役に立っているという辺りが多少の慰めになるかも。もうちょっと詳しい資料が読みたいが、東京都のホームページにアップされるのは連休明けだろうか。