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edgefirstのブログ

国内新聞社を中心としたマスメディア関連のウェブサイト巡回が趣味です。業界紙的なノリでトピックスをメモしていきます。

毎日新聞、紙面ビューアに6媒体追加 小学生新聞や英字紙など有料配信

アプリ メモ

 毎日新聞社は2日、パソコンやスマートフォンタブレット端末で、新聞紙面の形式のまま毎日新聞が読める紙面ビューアサービスに、毎日小学生新聞や毎日スポニチTAP-iなど定期刊行物のデジタル6媒体を加え配信を始めた。また、昨年12月にスタートした「毎日新聞愛読者セット」の会員数が1日に40万人を突破した。サービス開始から約1カ月半後の今年1月16日に10万人、約4カ月後の3月31日に20万人、6月12日に30万人を突破していた。
 追加された6媒体は、▽1936年創刊で国内外のニュースを易しく、分かりやすく解説し、子どもの読解力や考える力を伸ばす「毎日小学生新聞」▽中学・高校生向けの週刊ニュース新聞「15歳のニュース」▽1972年創刊の英語学習紙「毎日ウイークリー」と簡易版の「毎日ウイークリーデジタルライト」▽「ニュースをさわろう。」をコンセプトにして2012年に創刊されたスマホタブレット端末向けニュース媒体「毎日スポニチTAP-i」▽1923年創刊のビジネス誌「週刊エコノミスト」――。それぞれ有料だが、週刊エコノミストは郵送で定期購読している読者限定の無料サービスで、デジタル単体のサービスはない。
(2014年10月4日付新聞情報より)

 毎日新聞社が自社の発行する6媒体をデジタルを通じ紙面そのままの形式で配信するサービスを10月2日より開始した。それぞれの料金は以下の通りとなっている。

[概要説明]⇒デジタル刊行物 - 毎日新聞

媒体名 発行頻度 購読料金
毎日小学生新聞 毎日 1カ月1,580円、3カ月4,740円、6カ月9,480円、12カ月18,960円
15歳のニュース 週1回 1カ月100円
毎日ウイークリー 週1回 1カ月998円、3カ月2,994円、6カ月5,988円、12カ月11,976円
毎日ウイークリーライト 週1回 1カ月300円
毎日スポニチTAP-i 毎日 1カ月500円
週刊エコノミスト 週1回 ※雑誌定期購読とセットのみ。1年(49冊)29,300円、2年(98冊)51,500円、3年(147号)65,000円

 閲覧は毎日新聞ウェブサイトの「紙面ビューア」のコーナーおよびスマホタブレット向けの紙面ビューア」アプリにある「刊行物」のタブをクリックすることで今回追加された6媒体を選ぶことができる。無料で見られるのは1面だけで、その他の面を見るためにはパソコンであらかじめIDを登録をしておく必要がある。iPhone向けの紙面ビューアアプリではその旨の記載がなく、どこで登録すれば見られるようになるのかわからなかった。

[パソコン版ビューア]⇒紙面ビューアー - 毎日新聞
iOSアプリ]⇒iTunes の App Store で配信中の iPhone、iPod touch、iPad 用 毎日ビューアー
Androidアプリ]⇒毎日ビューアー - Google Play の Android アプリ

 
 

 なお、「15歳のニュース」「毎日ウイークリーライト」「毎日スポニチTAP-i」の3媒体については、毎日新聞を定期購読している人を対象にした「愛読者会員」、無料の「ウェブ会員」のいずれかに登録して取得できる「毎日ID」があれば今年11月末まで無料で利用できる。

 デジタル配信ではあるが、機能は紙面の拡大縮小表示ができるシンプルな構成となっており、毎日新聞本紙(東京本社版)で実装されるようなテキスト連携やウェブサイトとの連携は備えていない。ただ、英語学習誌の毎日ウイークリーでは、全記事に英語の読み上げ音声がついており、デジタルならではの機能を追加している。

 毎日小学生新聞や毎日ウイークリーについては値段も紙媒体と同じであり、毎日新聞グループ内のスポーツ紙であるスポーツニッポンがないことからも、まだまだ実験の域を出ていないように感じる。愛読者セットの会員数も順調に伸びているようなので、紙面ビューアを一つの基盤として、その上でいろいろなサービス展開を見据えているのであろう。

 デジタル紙面配信であれば「毎日ウイークリーライト」のようなスピンオフ媒体を作るハードルも紙に比べ低い。これまでの紙面編集レイアウトのノウハウを生かした上で「多品種・少部数」の商品をラインナップに乗せていくことも可能だろう。例えばスポーツ紙のジャンル別バラ売りなども可能になってくるのではないだろうか。