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edgefirstのブログ

国内新聞社を中心としたマスメディア関連のウェブサイト巡回が趣味です。業界紙的なノリでトピックスをメモしていきます。

毎日新聞、デジタル国会議員名鑑を公開 全議員のネット活用状況を網羅

 毎日新聞社は24日から、インターネットのニュースサイト「毎日新聞」で「デジタル国会議員名鑑」(http://senkyo.mainichi.jp/giin/)を公開します。衆参両院議員の公式サイトや、ブログ、ツイッターフェイスブック、グーグルプラス、ユーチューブのアカウントを一括掲載したもので、各議員がどのような情報を発信したかをチェックすることができます。
 名鑑の詳細を見るには「毎日ID」を取得し、会員登録していただく必要があります。名鑑のページからも登録できます。ぜひご利用ください。
社告:デジタル国会議員名鑑 ニュースサイトで提供開始

 昨年(2013年)の参院選全候補者のネット対応状況を網羅した毎日新聞が、24日よりニュースサイト「毎日新聞」内の「選挙毎日」というコーナーで、衆参両院議員のデジタル名鑑を公開した。パソコンだけでなくスマートフォンでの閲覧にも最適化している。

[該当サイト]⇒デジタル国会議員名鑑 - 毎日新聞

 議員全員の顔写真、当選回数、年齢、経歴はもちろんのこと、注目すべきは722人全員のインターネット利用状況まで網羅していること。公式HP、ブログ、TwitterfacebookGoogle+Youtubeの各公式アカウントへリンクを貼っている。Twitterについては議員個人のツイートもウィジェットとして埋め込んでいる。なお、議員の詳細ページは「ウェブ会員」に登録してログインしないと見られないが、ウェブ会員自体はメールアドレスと氏名、生年月日の入力で無料登録できる。

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※サンプルはネット上での情報発信に力を入れている河野太郎
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 また、その議員の名前をキーワードにして過去1年の記事を検索することも可能。議員の活動状況を調べるのにもってこいだ。惜しむらくはこの機能を活用するには毎日新聞本紙の購読が必要な「愛読者会員」にならないとできないこと。せめて検索結果の記事リストまではウェブ会員にも表示し、本文は読者限定でもよかったのではないかと思う。

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 こういったデータベースは全員が網羅されているからこそ資料性が高まる。日常の取材活動の一環として、ネットの活用状況も継続的に追う必要がある情報と位置付けられているのだろう。

 また、作って終わりではなく、各候補者の公式アカウントがきちんと運用されているか、今後きちんとチェックしていかなければならない。最近では、落選した候補者の公式サイトのドメイン有効期限が失効後、SEO業者に悪用されているケースもあるようだ。メンテナンスには手間がかかるが、デジタル時代に生きる報道機関の使命としてしっかり取り組んでいって欲しい。

[参考1]⇒2012年衆院選落選候補の元公式サイトが順調にSEO業者等のサテライトサイトに化けつつある - 情報の海の漂流者
[参考2]⇒参院選元候補のサイトのその後〜生まれ変わった元公式サイトたち - 情報の海の漂流者

 地方紙にも参考になる取り組みだ。県紙であれば、その県の首長や市町村市議の名鑑を作り、ネット活用状況(国会議員ほど活用していないかもしれないが)や議員の活動状況を継続的に調査・公開していくことも可能だろう。選挙直前や期間中だけ大きく展開し、読者に「政治への参加」を叫ぶだけでなく、地味でも日頃からできることはあるのではないだろうか。