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edgefirstのブログ

国内新聞社を中心としたマスメディア関連のウェブサイト巡回が趣味です。業界紙的なノリでトピックスをメモしていきます。

読売新聞の会員制サイト「ヨリモ」が3月末終了 一部機能は読売プレミアムへ

 日ごろから会員制サイト「ヨリモ」をご覧いただき、まことにありがとうございます。
 2006年以来、皆様にご愛顧いただいてきたヨリモは、2014年3月31日をもってサービスを終了することになりました。新たなデジタルサービスの展開を図るためのサイト見直しの一環です。ヨリモの記事更新は、同年1月31日で停止する予定です。また、有料携帯サイト「ヨリモバ」も、3月31日でサービスを終了いたします。
 映画や展覧会などへのご招待や各種プレゼントは、お持ちの読売ID(ヨリモID)を使って、引き続きニュースサイト「読売プレミアム」から応募いただけます。是非、ご利用ください。
 一方、読売プレミアムでは独自のコンテンツを順次開始します。読売新聞をご購読の方は、この機会に、ぜひ入会をご検討ください。
yorimo : ヨリモ サービス終了のお知らせ

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 読売新聞のインターネット会員制サービス「yorimo(ヨリモ)」が、1月31日をもって記事更新を終了、3月末にサービスを終了する。2006年6月1日にスタートし、6年半での終了となる。なお、また、有料携帯サイト「ヨリモバ」も同じく3月末で終了する。

 ヨリモは「暮らしに役立つプレミアムなサービス」をキーワードに、書き下ろし小説連載や人気公演の優先販売、著名人によるブログ、マネー情報や健康相談など、インターネットを活用したサービスを用意していた。ヨリモ会員は「長期読者会員」(2年以上継続購読)、「読者会員」(2年未満購読)、「一般会員」(未購読)にわかれ、長期読者はすべてのサービスが利用でき、読者会員と一般会員は一部のサービスの利用が制限されるという、新聞読者を優遇するというコンセプトだった。

 ライバルである朝日新聞社は、同じく読者優遇をコンセプトにしたアスパラクラブ(2004年10月開始)を一足早く2012年11月に朝日新聞デジタルと統合。アスパラクラブの会員を朝日新聞デジタルの無料会員に自動移行させている。読売も映画や展覧会への招待、プレゼントへの応募などのサービスは、新聞読者のみが入会できる「読売プレミアム」に移行し、読売プレミアムのコンテンツ充実につなげるようだ。

 これまで読売はインターネット上のサービスとして(1)無料ニュースサイトである「ヨミウリ・オンライン」(2)無料会員制サイト「ヨリモ」(3)読者限定の有料サイト「読売プレミアム」(4)医療や教育などの専門サイト。大きく分けて以上4つを展開してきたが、今回は(2)を(3)に吸収するという方針だ。単純な読者優遇サービスは費用対効果などが測りづらく、システム更新や運営コストの面で継続できない理由があったのだろう。

 一方で(1)の無料のニュースサイトは続けるという点が朝日とは異なる。「紙もネットも」という朝日、日経に対し、新聞購読が第一の読売としては、読者に対するネットサービスと、読者以外にもリーチするネットサービスを分けて考え、それぞれに合わせ情報やサービスの提供を変えていく姿勢が感じ取れる。

 ところでヨリモといえば、かつてドリカムや山下達郎Mr.Childrenなどの人気公演の先行チケット販売を手がけており、これがサイトの目玉の一つであった。読売プレミアムにサービスの一部を移行する際、チケット先行発売は含まれるのだろうか。読売の新聞営業といえば巨人戦チケットや遊園地の入場券などが定番で、最近はAKBのチケットなども使い出しているが、デジタルでもそういう方面を意識してくるとすれば、読売プレミアムの方向性も多少影響が出てきそうな気がする。