edgefirstのブログ

国内新聞社を中心としたマスメディア関連のウェブサイト巡回が趣味です。業界紙的なノリでトピックスをメモしていきます。

下野新聞、facebookで社長への質問を募集 本人が動画で回答

 下野新聞社デジタル編集部は、創刊135周年記念企画「教えて!カンドー社長」を、公式ホームページSOONで展開します。県民読者の皆さまから質問をインターネットで寄せていただき、弊社社長・観堂義憲本人がお答えします。回答の様子の動画は、SOONで公開します。動画の公開は6月中旬の予定です。
 下野新聞への質問・ご意見・感想など、気軽にお寄せください。お待ちしています。
【創刊135年記念企画】「教えて!カンドー社長」(facebook)

 facebookの友達経由で知ったネタであるが、栃木県の県紙・下野新聞社facebookページでユーザーから社長に直接質問を求めるという企画を実施している。社長への質問をネット経由で受け付け、本人が直接動画で答えるというもの。ちなみに観堂義憲社長は1946年生まれの66歳。毎日新聞東京本社編集局長、取締役副社長などを経て、2011年6月から下野新聞社の代表取締役社長を務めている。
 募集期間は6月1日から7日(金)まで。facebookページにコメントを寄せることで質問することができる。また、facebookのアカウントがない人や、公開の場で質問するのが苦手な人のために電子メール(media@shimotsuke.co.jp)でも受け付けている。ちょうど今日(7日)が締め切りなので、興味のある方は質問してみてはいかがだろうか。回答の動画は6月中旬に下野新聞のウェブサイト「SOON」で公開されるそうなので、楽しみに待ちたい。
 ネット上で積極的にメッセージを発する新聞社のトップといえば朝日新聞の木村社長。朝日新聞デジタルの有料会員数が10万人を突破した時にはYoutubeで自らお礼メッセージを出したし、先日のMITメディアラボとのシンポジウム「メディアが未来にできること」でも、歩き回りながらプレゼンするスタイル(リンク先の動画冒頭部分を参照)で聴衆の注目を集めていたようだ。下野新聞の観堂社長もこういう企画に乗ってくれるという点でノリがいいというか、新しいものにチャレンジしていこうという姿勢を感じさせる。
 他の業界では新製品やサービスの発表などをトップ自ら報道陣の前で行う例が増えている。マスメディアのトップも仲間内や関係者の前でしゃべるだけではなく、もう少しメディアを意識した露出があってもいいのではないかと思った。



(2013/6/19 8:30追記)動画が6/15に公開されました。詳しくは下記エントリ参照。
[該当記事]⇒下野新聞、「教えて!カンドー社長」を公開 佐賀新聞は社長が堀江貴文氏と対談 - edgefirstのメモ