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edgefirstのブログ

国内新聞社を中心としたマスメディア関連のウェブサイト巡回が趣味です。業界紙的なノリでトピックスをメモしていきます。

朝日新聞デジタル、1月10日より紙面イメージ提供 PC先行、アプリも後日対応

 朝日新聞の電子版「朝日新聞デジタル」は2013年1月10日、大きく生まれ変わります。その最大の柱の一つが、新聞紙面のイメージをそのまま読むことが出来る「紙面ビューアー」。創刊以来、読者の皆様から最も期待を寄せていただいたサービスが、いよいよ登場します。
朝日新聞デジタル 総合ガイド | 対応端末・機能について:朝刊紙面ビューアー


 朝日新聞デジタルに来年の1月10日より、新聞紙面そのままの形で電子媒体で読むことができる「紙面ビューアー」が追加される。今年1月23日から全国の地域版紙面をパソコンで読めるサービスはすでに提供(リリースPDF)してきたが、今回の機能追加により、新聞紙面全体をデジタルで読めるようになる。また、当初はパソコン版のみだが、スマートフォンやタブレット端末での閲覧も視野に、アプリ版を後日リリースすることも言明されている。(図は朝日新聞デジタル総合ガイドより引用)
 特徴としては、紙面全体あるいは記事単体で印刷する機能や、読みたい記事を通常のウェブサイトのように横書き表示する機能が挙げられる。日経電子版がパソコンやiPadアプリ版で実装している機能の多くを使えるようになるというふうに考えてよさそうだ。相次いで発売されているNexus7やiPad miniKindle Fireといった軽量の7インチタブレット端末で利用できるようになれば、電車の中で快適に閲覧できるようになるだろう。
「創刊以来、読者の皆様から最も期待を寄せていただいたサービス」と謳われているように、有料会員増のテコ入れのための切り札とも言える機能が追加されることになる。10月に行われた新聞大会での木村社長の発言によると、現在の有料会員数は5万から6万人の間で、なんとか来春に10万人にもっていきたいとのことだった。これまで新聞紙面そのものをデジタルで配信してこなかったのは、紙を配達する販売店からの抵抗があったものと思われるが、デジタルの会員数の低迷を受け、ある程度の覚悟を決めたのだろうか。
 そういえば、朝日は今年の10月19日から21日までの3日間に「SocialA」という、ツイッター上のつぶやきが紙面上の該当記事部分に重ねて表示されるという実験的な企画をやっていた。あれをそのまま実現するのはいろんな意味で難しそうだが、もう少しわかりやすい形で読者からのアクションを可視化するやり方があったら面白いと思う。例えば、パソコンやタブレット端末で表示された新聞紙面の中で、より多くのユーザーに注目された(拡大された)エリアが自動的に赤くなり、あまり注目されていないエリアは青くなるという、「新聞ヒートグラフ」のような。