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edgefirstのブログ

国内新聞社を中心としたマスメディア関連のウェブサイト巡回が趣味です。業界紙的なノリでトピックスをメモしていきます。

毎日新聞、衆院選向けボートマッチ開設 スマホにも対応

ウェブ

 「毎日ボートマッチえらぼーと)」は、衆院選の争点に関する質問に答えると、自分と政党や候補者との考え方の近さを「一致度」という数値で知ることができる仕組みです。政党との一致度を知り、「選挙区」や「比例代表」の立候補者個人との一致度を比較して、ぜひ投票の参考にお役立て下さい。
 毎日新聞社は立候補予定者を対象に、「候補者アンケート」を実施しており、「えらぼーと」は、この候補者アンケートの結果を基礎データとして使っています。立候補者と同じアンケートに利用者自身が答えることで、政党や候補者との一致度が計算されます。さらに、候補者個人の全回答を見ることもできます。
 2007年の参院選で日本のメディアとして初めて「ボートマッチ」を実施し、20〜30代の若者から「争点がよくわかった」「投票の参考になった」と好評を得て、これまでに、延べ100万人が利用しました。
 今回で4回目の実施となる毎日ボートマッチは、スマートフォンにも対応し、操作性もインターフェイスも従来よりさらに向上した仕様になっています。
2013年参院選 毎日新聞ボートマッチ「えらぼーと」

 12月5日より毎日新聞がウェブサイト上で、16日の衆議院選挙向け「ボートマッチ」の提供を開始した。ボートマッチは、vote(投票する)とmatch(調和)からの造語。「憲法改正」「原発再稼働」「普天間基地問題」など用意された20個の質問に回答することで、自分の考えに近い政党を数値で知ることができるという仕組み。有権者に対し、小選挙区比例代表の立候補者との考えの一致度を比較し、投票の参考に役立ててもらうことを目的としている。パソコン、従来型携帯、スマートフォンそれぞれのデバイスに対応している。実際にスマートフォンで試してみたが、パソコンで行うよりスムーズに進めることができた。
[パソコン・スマートフォン用]⇒2013年参院選 毎日新聞ボートマッチ「えらぼーと」
[従来型携帯用]⇒2013年参院選 毎日新聞ボートマッチ「えらぼーと」   
 「一致度」の判定は、同じ質問を立候補予定者に対して行い、政党別に集計することで、自分の回答との近さを機械的に割り出すというもの。結果画面では小選挙区立候補者の回答と比較することができ、政党だけでなく実際に投票する個人の判断材料とすることができる。思いもよらない党との一致度が高かった場合、結果画面の「一致度の詳細」から理由を探ることも可能。毎日新聞として特定の政党や候補者を勧める意図がないことの証明にもなっている。ただ、多くの政党が僅差で並ぶという場合もあり、ますます投票先に悩んでしまうケースも多そうだ。
 なお、判定結果をTwitterfacebookに投稿したり、ブログパーツを作成して自分のブログに貼ったりして自らの立場を積極的に表明することも可能となっている。Twitterのハッシュタグは「#eravote」であり、リンク先を見ると多くのユーザーがこの結果に基づく「自分の考えに一番近い政党」を投稿していることがわかる。
 毎日新聞がこのボートマッチをウェブサイト上で実施するのは2007年の参院選、2009年の衆院選、2010年の参院選に続き4回目。ちなみに、09年の衆院選10年の参院選では読売新聞も同じようにボートマッチを実施していたのだが、今回は行なっていないようだ。このような投票に役立つツールを複数の社が提供することには少なくない意義があると思っていただけに、少し残念。
(2012/12/7 22:30追記)毎日新聞社からのリリースによると、公開から2日で利用回数が10万回超えたとのこと。ソーシャルメディアへの結果投稿機能やスマートフォンへの対応などが功を奏しているようだ。
 また、16日の投開票後は、当選者だけを抽出して比較できるようデータを更新し、サービスを継続する予定ということも合わせてアナウンスされた。「あの候補者は選挙の時はこう答えていた」という資料としていつでも参照できるようになるということなのだろう。