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edgefirstのブログ

国内新聞社を中心としたマスメディア関連のウェブサイト巡回が趣味です。業界紙的なノリでトピックスをメモしていきます。

北海道新聞、少年野球情報紙「熱球ナイン」発売 来春の定期化検討

 北海道新聞社は3日、少年野球を対象にした新媒体「道新ジュニア野球情報紙―熱球ナイン」の創刊準備特別号を発行した。タブロイド判オールカラー、1部400円(税込)で、道新販売所で販売している。
 準備号は(1)道内主要大会の記録と優勝チーム(2)日ハムファイターズの野球講座(3)大会記録(4)チーム紹介(5)プレゼント(6)ファイターズジュニア選考のポイント等で、写真掲載したチーム数は約50。広告は全広含め計31段収容した。
 発行の理由を同社(マーケティングセンター)では、「道内少年野球人口は5万人、約1500チームが活動していると言われ、こうした関係者から少年野球に関する情報を共有したいとの声があった。球児たちの元気な姿を紹介することで、子供たちや家族、関係者を応援したい」と述べる。
 紙面は社員2名と外部編集スタッフ2名が担当。来年4月から月1回刊行の定期化を検中で、「年内には最終的な判断をしたい(同)」。
 (2012年9月10日付ジャーナリスト新聞より)

 北海道新聞が9月3日に少年野球に関するタブロイド新媒体のパイロット版(創刊準備号)の販売を開始した。1部400円(税込)で、FAXや電話で申し込み、北海道新聞の販売店から配達する。コンビニなどでは販売しない。来春からの月1回の定期刊行化を目指しており、今回の創刊準備号の反応をみて判断するという。なお、創刊準備号の発行部数は5000部とのこと。
 紙面制作にあたっては社員2名と外部編集スタッフ2名が担当しているとあるが、ググってみたところ「ベースボール北海道 ストライク」という北海道の少年野球、少女野球を専門に取材するウェブサイトが大きく関わっているようだ。ウェブサイトには北海道の少年野球の豊富な話題が盛り込まれており、この「熱球ナイン創刊準備号」の制作についても8月の1カ月間、様々なチームや試合の模様を取材されていた様子が事細かに掲載されており、担当者の少年・少女野球に対する情熱がひしひしと伝わってくる。北海道の少年・少女野球ならばここを見れば全てわかる、という方針で運営されているようだ。
北海道の少年野球、少女野球を応援するウェブマガジン|ベースボール北海道 ストライク
熱球ナイン:Doshin web(北海道新聞)
 おそらく「熱球ナイン」についても紙面内容や実際の取材は外部のライターさんに任せ、道新はPRと販売店を含めた営業活動サポートを担うというすみ分けなのだろう。
 ウェブサイト「ストライク」に掲載された情報をフロー、紙「熱球ナイン」に掲載された情報をストックと考え、ウェブだけでは伝わり切らない情報を紙に定着させた情報として提供することにより、全体的な認知度やブランド力を高める方針と感じた。こういったデジタルと紙の生かし方は他の分野にも大きな参考となるだろう。担当者の少年・少女野球に対する熱意に依存する部分が非常に大きく、商業ベースに載せるためには大きな苦労を伴うだろうが、ぜひ来春からの定期化を期待したい。