読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

edgefirstのブログ

国内新聞社を中心としたマスメディア関連のウェブサイト巡回が趣味です。業界紙的なノリでトピックスをメモしていきます。

琉球新報と山梨日日、紙面プラス電子版のセット販売開始

メモ

 山梨日日新聞社は7月1日、本紙と朝刊電子版、電子夕刊「Web Sannichi Evening」をセットで提供するサービス「山日プラスデジタル」を開始した。購読料は月4057円。山梨県外限定で配信していた朝刊電子版を、県内でも購読できる。琉球新報社も6月15日、県外向けの「琉球新報電子新聞」を本紙と合わせて月3290円で提供する「ダブルプラン」を始めた。
 山梨日日は昨年4月に電子版朝夕刊の配信を開始した。朝刊は本紙と同じ月3007円、夕刊は月1260円。紙面をそのまま見ることができる朝刊電子版は、これまで購読を県外在住者に限定していた。小林弘英コンテンツ事業局長は「県外出張などの際にも読みたいというニーズがあった」と話している。朝刊電子版単独購読は、引き続き県外在住者に限る。
 琉球は2011年1月に県外限定で電子新聞をスタート。ダブルプラン開始と合わせ、県内在住者の電子新聞のみの購読も可能にした。電子新聞単独の購読料は本紙と同じ月2990円。
 両社の電子版は、いずれも共同の配信システム「ニュースオアシス」を使用している。
電子版を本紙とセット提供開始 山梨日日、琉球 | 報道界ニュース | 日本新聞協会

 山梨日日新聞と琉球新報が、紙の新聞購読者向けの有料デジタルサービスを相次いでスタートさせた。いずれも紙の購読料に追加料金を支払うことで、パソコンやスマートフォン、タブレット端末で紙面イメージを閲覧できる。システムはいずれも共同通信の紙面イメージ配信プラットフォームである「ニュースオアシス(NewsOasis)」を利用している。
 6月15日に開始した琉球新報は、紙の購読料金にプラス300円(月3,290円)の「ダブルプラン」に申し込むことで、琉球新報本紙の紙面を閲覧できる。料金は新聞購読料とセットの支払い。なお、電子新聞のみの場合でも紙と同額の月2,990円となる。
[参考」⇒電子新聞 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース
 7月1日に開始した山梨日日新聞は、紙の購読料金にプラス1,050円(月4,057円)の「山日プラスデジタル」に申し込むことで、山梨日日新聞本紙および電子媒体のみで提供している電子夕刊を閲覧できる。ただし、山梨日日新聞本紙についてはパソコンでの閲覧はできず、スマートフォン・タブレット端末のみの利用となる。支払いは紙の3,007円についてはこれまでどおり販売店で、デジタル分の1,050円についてはクレジットカードもしくはコンビニエンスストアでの支払いとなり、朝日新聞デジタルの「ダブルコース」と同じ支払い形式となる。なお、電子版単独の場合については、「朝刊電子版」は県外在住者のみが対象で月額3,007円、「電子夕刊」は月額1,260円で居住地域制限なしとなっている。
[参考]⇒山梨日日新聞 電子版 > トップページ
 いずれもメリットとしては、旅行や出張中でも地元の新聞がチェックできること、家族間で新聞をシェアすることができること、紙面を拡大して読めること、1カ月分のバックナンバーが読めることなどが挙げられている。
 新聞の定期購読者向けに紙面イメージをデジタル媒体でサービスするというのは、2011年3月にスタートした中国新聞の電子版(パソコン版は無料、スマホ・タブレット閲覧はプラス1,050円)などが先駆けだが、地方紙2社が相次いで同種のサービスを開始したことで他社にも影響しそうだ。組み上がった紙面の二次利用であるため日々の運用に人手がそれほどかからない。また、共同通信の配信プラットフォームを利用するため、アプリの開発およびサーバやネットワークなどインフラの契約・保守を自社で行うよりコストメリットがあるのであろう。
 こういった種類の商品が爆発的にヒットするとは考えにくいが、無料の産経新聞iPhone版が300万ダウンロードを達成したように、紙面イメージをデジタルデバイスで閲覧することへの一定のニーズがあることは確か。それを共同通信社がシステム提供することで、各社にとって参入障壁が低くなることの意義は少なくない。
 できればもうちょっとニュースオアシスのアプリの安定性や操作性、ユーザーインターフェイスが向上するとさらに良い。自分のiPad(初代)で利用しているとアプリが落ちてしまうことが頻繁にあるので…。