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edgefirstのブログ

国内新聞社を中心としたマスメディア関連のウェブサイト巡回が趣味です。業界紙的なノリでトピックスをメモしていきます。

朝日新聞、全社員にスマートフォン配布 社内通信コスト削減を目的

 朝日新聞社は全社員を対象に、内線番号を割り当てたNTTドコモのスマートフォン「GALAXY SII」(韓国・サムスン製)を配布した。昨年12月に名古屋本社で実施し、2月末までにほぼ終えたという。今後、固定内線端末の数と交換機設備を本支社ごとに順次縮小し、更新費、維持費を圧縮する。
 社内の固定内線端末は、現行の3分の1程度を残す。スマートフォンへの切り替えにより、「本社―社員、社員間の通信費も削減できると試算している」(広報部)。私有の携帯電話を業務に使用した際の事後精算を廃止するため、事務量も削減できるという。
 各社員に割り当てられた外線、内線番号は退社するまで変わらない。@asahi.comアカウントのメールも利用できる。内線番号表の検索機能も導入した。出稿や記事の点検をはじめ、スマートフォンを利用した業務効率化も検討する。
朝日が全社員にスマホ配布 固定内線端末は1/3に | 報道界ニュース|日本新聞協会

 朝日新聞社で全社員を対象に内線番号を割り当てたスマートフォンを配布するという動きがあった。固定内線端末を現行の3分の1程度まで削減する代わりに、全社員に退社するまで変わらない外線・内線番号を付与したスマートフォン「GALAXY SII」を配布する。また、構内交換機(PBX)設備も縮小する。
 ちょっとググってみたところ、NTTドコモに「オフィスリンク」というサービスがあった。全国のFOMAエリアで、FOMAおよびXiの携帯電話を内線電話として利用できるサービスで、グループ内の携帯電話と固定電話の間で内線番号を利用した定額通話が可能となる。今回導入されるイメージに近い。
(図・NTTドコモウェブサイトより)
 よりによってなぜ韓国サムソン製のGALAXY SIIなのか(韓国を嫌う人が多い2chまとめサイトあたりからは格好のネタ)、という疑問はあるものの、機種を統一することで軽減される導入時の設定やサポートの手間を考えるとメリットも大きい。また、一括で大量購入することによる価格ディスカウント効果もあったのかもしれない。
 全社員がスマートフォンを持つことで、業務用のメールをより手軽に閲覧できたり、社内業務専用アプリを提供して業務効率化を図るということも考えられる。また、ツイッターやフェイスブックといったアプリがより使いやすくなるといったメリットもある。増え続けている記者実名アカウントや、支局のアカウントなどの開設にも拍車がかかることだろう。
 固定内線端末や交換器設備の導入・維持コストは結構高いものだし、社員間の連絡も携帯電話が主流となっている現在、会社が負担している通話料も馬鹿にならない。通信料の定額化と維持コストの削減ができ、なおかつトレンドであるスマホを導入できるのであれば一石二鳥と、朝日の他にも検討中の社がありそうだ。
 まあ、さすがに報道機関であの会社の回線を現時点で全面的に導入しようとする会社はないだろうが(参考