edgefirstのブログ

国内新聞社を中心としたマスメディア関連のウェブサイト巡回が趣味です。業界紙的なノリでトピックスをメモしていきます。

せっかくなのでAKB48新聞1月号(第2号)も買ってみた

 昨年12月15日に日刊スポーツから創刊された「AKB48グループ新聞」。「AKB新聞」という検索キーワードによる当ブログへの流入がいまだに続いており、関心の高さが伺える。月1回、毎月第3金曜日に発行であるが、せっかくなので、1月20日に発売された第2号も購入してみることにした。
 価格は1部300円で、全国のコンビニなどで購入可能。購入時にセブンイレブン店員のおばちゃんから「こんなものまで出てるんですか。(AKB人気は)すごいですねえ」と少し驚かれたのだが、まさかブログのネタ作りのために買っているなんてことは言えなかった。
 

 今号の内容は、1月9日に行われたAKBグループ19人による合同成人式の1面に始まり、成人メンバー全員の写真を掲載した晴れ着特集、成人を迎えた前田敦子高橋みなみの対談、紅白歌合戦レコード大賞特集、正月公演レポート、今も続くメンバーによる東日本大震災の被災地訪問など。タブロイド版フルカラー32ページということで、月刊とはいえそんなにネタが続くのかと心配していたのだが、今のところ不足ないようだ。
 AKB48だけでなく、名古屋のSKE48、大阪のNMB48、博多のHKT48、そして“公式ライバル”として登場した乃木坂46にもそれぞれページが設けられており、各グループのファンにも意識した内容となっている。とにかく「露出を増やし、話題を作ること」が目的のグループだから、紙面化するネタにも困らないということなのだろう。
 スポーツ紙業界とAKBとのかかわりは、数年前からいち早く紙面で取り上げたニッカン、昨秋から連載を開始したスポニチと、それを追うサンスポと各紙が競って取り上げている構図となっている。
[参考]⇒http://www.menscyzo.com/2012/01/post_3432.html
 ファンにとっては嬉しいことかもしれないが、一方でスポーツ紙がベッタリ報道一色となってしまうのもどうなのだろう。スキャンダルやゴシップは週刊誌、あるいはネットメディアが扱うので、一般スポーツ紙は事務所や運営側と強く連携し、“オフィシャル情報”に集中していくという棲み分けができているのだろうか。