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国内新聞社を中心としたマスメディア関連のウェブサイト巡回が趣味です。業界紙的なノリでトピックスをメモしていきます。

日経電子版購読者に現金プレゼント ソニー銀行の口座開設で

 ソニー銀行(本社・東京都千代田区、石井茂社長)は12月5日から、「日本経済新聞 電子版」の会員が同銀行に口座を開設すると、現金1500円をプレゼントするキャンペーンを始めた。ソニー銀行の開業10周年を記念するキャンペーンで、対象期間は来年2月29日まで。12月5日以前に日経電子版の会員に登録していれば、有料会員・無料会員は問わない。ただし期間終了時点で電子版会員であることなどが条件。来年3月中に現金1500円を対象者のソニー銀行円普通預金口座に入金する。
 キャンペーンへの応募は、口座開設が完了しキャッシュカードが手元に届いた後、ソニー銀行のサービスサイトの申込み画面で行う。
(2011年12月7日付新聞情報より)

 日経電子版の読者がネット銀行であるソニー銀行に新規口座を開設すると、現金1500円がもれなくプレゼントされるキャンペーンが12月5日から始まった。対象は有料会員・無料会員の両方で、2月29日の時点で会員であることが条件。
[詳細]⇒【日経電子版会員のかたなら】ソニー銀行口座開設で現金1,500円プレゼント!|MONEYKit - ソニー銀行
 1500円とは微妙な金額だが、もれなくもらえるという点を考えると、「ネット銀行の口座を一つ持っておいてもいいかな」と考える層には一定の後押しになるだろう。電子版とネット銀行の利用者層は重なることが予想され、ターゲティング効果はありそうだ。ちなみに現在、日経電子版の有料会員に登録すると、日経からは『投資とお金について最後に伝えたかったこと』という本がプレゼントされる
 あまり知られていないことだが、一部のネット証券は口座を開設した会員に、日経テレコン21(日経の運営する記事データベース)の機能の一部を提供するサービスを行っている。日経テレコン21は単純契約すると1IDで月額8400円(プラス記事の閲覧数に応じた従量制料金)の費用がかかるのだが、記事検索期間が1年で、日経の発行する媒体のみという制限はあるものの、該当の証券会社を利用するユーザーは無料で利用できる。ネット銀行のアカウントと日経電子版がシームレスに連携したらなかなか面白いことになりそうだ。
[楽天証券]⇒日経テレコン21 | 投資情報 | 楽天証券
[丸三証券]⇒日経テレコン21 ≪丸三証券版≫のご案内 ==日経テレコン21≪丸三証券版≫とは?==
 新聞の勧誘といえば、一昔前は洗剤とプロ野球や遊園地のチケット、ビール券という組み合わせが一般的だったが、電子版の登場によって様々なバリエーションが現れてきているような感じだ。利用者のライフスタイルが変化しているのだから、それに合わせた勧誘方法の研究が必要なのだろう。