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edgefirstのブログ

国内新聞社を中心としたマスメディア関連のウェブサイト巡回が趣味です。業界紙的なノリでトピックスをメモしていきます。

読売KODOMO新聞が12月から4P増 AKBやポケモン、中学入試対策も

メモ

読売新聞社は、小学生向けの「読売KODOMO新聞」を、12月1日号から4ページ増やして20ページにする。値段は月500円のままで、紙面には女性アイドルグループのAKB48ポケモンが新たに加わり、子どもたちがさらに楽しく、興味津々に読める新聞作りを目指す。
 新たに登場するのは、AKB48の人気メンバーが気になったニュースを語る「AKB48 NEWS日記」全国のおいしい食べ物や祭りを地図で紹介する「探して覚える! にっぽん発見マップ」、ヘリコプターで学校を訪問する「空からこんにちは!」など。
 学習面も増強。パズルで英単語を覚える「ポケモンABC」のほか、大手進学塾・四谷大塚のページも笛、問題の解き方などを解説。さらに12〜1月は中学受験のシーズンを前に、入試問題を予想した「読売KODOMO受験新聞」(4ページ)がつき、計24ページのボリュームたっぷりの紙面になる。
 読売KODOMO新聞はタブロイド判、オールカラーで毎週木曜日発行。今年3月の創刊から半年で部数は約18万部(9月時点)に達した。7月7日号からは、離れて暮らす孫や親戚の子どもに届ける新しい宅配サービスをスタートした。
 (2011年11月11日付新聞之新聞より)

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 今年3月に創刊した読売KODOMO新聞が、12月1日号から4ページ増え20ページとなる。新たにAKB48ポケモンといった、男女問わず子どもに抜群の訴求力を持つキャラクターを盛り込み、一気にシェアを奪う勢いだ。
 記事によると、9月時点の発行部数は18万部(ただしABCの認証は受けていない)とすでに朝日小学生新聞を抜いている。中日新聞社が8月から中部地区で展開する「中日こどもウイークリー」については週1回月450円と読売KODOMO新聞を意識した値段設定だが、こちらは12ページであり今回の増ページによって影響が出てくるかもしれない。
 読売とポケモンといえば、「ポケモンことわざ大百科」に代表されるように学習系コンテンツのパイオニアだが、AKB48と読売グループも関係が深い。2009年には創刊135周年のイメージキャラクターに起用。また同年には人気メンバーを使ったスプリットラン広告を実施している。かつてはプロ野球巨人の始球式でメンバー12人が一斉に投げたなんてこともあった。ちなみに朝日新聞は名古屋版で昨年「SKE48の社会科見学」という企画を実施しており、地元のテレビ朝日系列局ともタイアップしてかなり好評だったらしい。12月には書籍化される予定。
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 値段据え置きでページ数を増やすということは、コンテンツ代のみならず単純計算で紙代も25%増加するわけで、発行部数を増やすために勝負に出たとも言えそうだ。月500円というランチ一食分以下の手ごろな価格であり、内容の充実によって紙媒体から離れてしまっている世帯に少しでも届くようになっていけばいいのだが、配られない新聞が販売店に積まれるという状況だけにはなってほしくない。