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edgefirstのブログ

国内新聞社を中心としたマスメディア関連のウェブサイト巡回が趣味です。業界紙的なノリでトピックスをメモしていきます。

福井新聞、iPadアプリと電子書籍ストアで別の原発関連本を発売

メモ

 福井新聞社は、県内で稼働する原発の安全性などをテーマにした新聞連載企画をまとめた電子書籍「検証 福井の原発は安全か」を出版した。パソコンや米グーグルのOS「アンドロイド」を採用しているスマートフォン、タブレット型多機能端末に対応しており、電子書店「BookLive(ブックライブ)」からダウンロード購入できる。735円(税込み)。

 福井新聞社が初めて制作した電子書籍「終わりなき衝撃 福島第1原発事故の10日間 原発立地県福井の報道」が完成。米アップル社のタブレット型多機能端末「iPad(アイパッド)」向けの電子書籍アプリの販売を始めた。600円(税込み)で、アップルが運営する「AppStore」でダウンロード購入できる。


 福井新聞社は6月と9月に、「終わりなき衝撃 福島第1原発事故の10日間 原発立地県福井の報道」と「検証 福井の原発は安全か」の電子書籍を発売した。県内に13基の原子力発電所を抱える県の地元紙として、それぞれ県内原発の安全対策を検証する記事のほか、事故を取り上げた論説やコラム、県内で稼働する原発の安全性などをテーマにした新聞連載企画をまとめたもの。
6月に発売された「終わりなき衝撃」は、iPadアプリとしてAppstoreから販売される。一方、9月に発売された「検証 福井の原発は安全か」は、BookLive(ブックライブ)という電子書籍ストア(凸版印刷系のビットウェイとインテルが共同運営)でPCとAndorid端末向け(MacOSは不可)で販売される。
 それぞれのリンク先は以下の通り
iPadアプリ]⇒終わりなき衝撃 福島第1原発事故の10日間 原発立地県福井の報道
[PC、Android]⇒電子書籍ストア BookLive! - マンガ、小説、ラノベ、写真集、雑誌【無料立読み 多数】 
 短期間で異なる電子書籍をそれぞれアプリ型、ストア型の異なる方法でリリースしたことは興味深い。市場規模や製作コストなどを考えてのことだろうか。コストだけを考えればコンテンツだけを準備し販売は電子書籍ストアに任せたほうが利があるが、課金のしやすさやユーザーインターフェイスの自由度、コンテンツそのものの独立性などでまだまだアプリ型の方がメリットも大きい部分もある。反応を見ながら調査を行っているというのが現状か。
 とはいえ、電子書籍を出すたびにアプリを独自でリリースしていたのではどうしてもコストは高くついてしまう。河北新報が朝日新聞の課金システム「Jpass」を利用しコンテンツ販売を始めたように、各社はコンテンツを作るのに専念し、様々なプラットフォームを利用しできる限り多くの販売チャネルに対応していくという所に落ち着いていくのではないだろうか。