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edgefirstのブログ

国内新聞社を中心としたマスメディア関連のウェブサイト巡回が趣味です。業界紙的なノリでトピックスをメモしていきます。

米で南北戦争報じる歴史新聞アプリが人気 4年に渡って更新続く

 The Civil War Today〔南北戦争日報〕 というタイトルのこのアプリはBottle Rocketが開発してA&E Television Networks(ヒストリー・チャンネルの親会社だ)が運営している。ゲームではないし、今流行のソーシャル・サービスでもない。
 150年前の事件を速報する日刊新聞だ。
 世界観はシンプルだ。読者は南北戦争の時代に生きていて、このアプリで戦況が日々展開するのを読むことができる。毎日、アプリを起動すると、きっかり150年前の今日の南北戦争の記事を読むことができる。記事には写真、地図、インタビュー、死傷者数などが掲載されている。アプリは今後4年間(!)にわたって更新が続けられる。
iPad向け過去新聞がApp Storeで大人気―Civil War Todayが南北戦争を速報中 | TechCrunch Japan

 150年前のアメリカ合衆国で起こった南北戦争の歴史を日めくりで報じる歴史新聞アプリが米で人気とのこと。値段は8ドルで、日本のAppstoreでも購入可能(日本円では900円)。
【Appstore】⇒The Civil War Today for iPad on the App Store on iTunes 
 Appstoreで配布されるアプリにしてはやや高めの値段付けだが、一度購入すれば4年間楽しめる(2011/4/12から2015/4/26まで)。記事や写真、地図や死傷者数のほか、南北戦争に関する日替わりクイズ、リンカーン大統領を含めた15人の手記や個人的な手紙といった歴史資料コンテンツなどが楽しめる。
 Appstoreのレビューでも評価は高く、「非常によく考え抜かれたアプリだ!」といったコメントが並んでいる。
 このアプリを見てふと思い出したのは、沖縄の県紙である琉球新報が2004年7月から2005年9月にかけて掲載した「沖縄戦新聞」。戦後60年報道の一環として行われ、第1号の「サイパン陥落」から最終号「日本守備軍が降伏」まで計14号を特集面として発行した。「対馬丸事故」や「米軍慶良間上陸」「32軍 首里司令部を放棄」といった見出しが並んでいる。多くの住民を巻き込んだ国内最大規模の地上戦について現在の情報と視点、体験者の証言を盛り込み再構成した企画である。琉球新報はこの特集で2005年の新聞協会賞企画部門を受賞した。

沖縄戦新聞―沖縄戦60年

沖縄戦新聞―沖縄戦60年


【琉球新報ウェブサイト】⇒沖縄戦新聞 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース
 二番煎じかもしれないが、歴史的事件を日めくりで追体験できるアプリ(最初から全部読めるわけではない)、というアイデアは日本でも生かせそうな気がする。TechCrunch Japanの元記事に寄せられたコメントではドラマ「JIN」の影響か、江戸末期〜明治時代の記事をリアルタイムで読めたらという要望が多かった。