edgefirstのブログ

国内新聞社を中心としたマスメディア関連のウェブサイト巡回が趣味です。業界紙的なノリでトピックスをメモしていきます。

日経ID会員が100万人突破 電子版有料会員は13万人に

 「日本経済新聞 電子版」(Web刊)をはじめ、日本経済新聞社(代表取締役社長:喜多恒雄)が提供するさまざまなインターネット上のサービスを利用したり、日経が主催・後援するイベントに参加したりするための共通IDシステム、「日経ID」の会員数が100万人を超えました。このうち84万人が日経電子版にも登録している電子版会員(有料、無料)です。日経IDの伸びに合わせて、電子版の有料会員数も13万人に増えてきました。
〈お知らせ〉「日経ID」の会員数が100万人を突破:日本経済新聞社

 少し前の話であるが、4月25日に日本経済新聞社が提供するインターネットサービスの共通会員システム「日経ID」の登録数が100万人を超えたとのこと。
 内訳としては、84万人が電子版の無料・有料を合わせた会員とのこと。残りの16万人は大学生向けの就職情報や、就職後のキャリアプランニングをサポートする体験・学習サイト「日経キャリアカレッジ」および、新聞広告と連動した読者アンケートやプレゼントの申し込みができる「日経アドネット」の会員と考えられる。
 また、電子版の有料会員も13万人と着実に増加しているようだ。これまでの推移は以下の通り。1年でほぼ倍の有料会員を獲得している。

 日経IDが100万人を突破したことを受け、個人IDを利用したビジネスも本格化してくるだろう。次のブレイクポイントとして予想されるのは、リクナビ・マイナビと並ぶ大学生・院生にとっての三大就職活動サイトの一つである「日経就職ナビ」との会員システム統合か。登録する大学生・院生は“毎年”数十万単位と見込まれる。就職情報サイトとしては長い歴史を持っているだけに、そうやすやすと統合できるとは思えないが、近い将来の課題として視野に入っているのではないだろうか。