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産経デジタル、競馬サイト「Gallop Online」リニューアル 利用者が競馬予想

 産経デジタルは7日、総合競馬情報サイト「Gallop Online」を大幅リニューアルした。Gallopをはじめサンケイスポーツ、競馬エイト、夕刊フジなど産経グループが扱う競馬コンテンツの情報網を最大限に生かしたサイトとなる。
 サイトでは、週明けのレース解雇と今後の展望、週中の調教状況、週末の予想など、競馬に関するあらゆる情報を提供。競馬ロマン派から馬券派まで楽しめる。
 また、「本格的な競馬サイトに自分の予想を載せたい」という競馬ファンのニーズに応えるため、利用者が予想コラムをサイトに掲載できるサービスを提供。掲載できるメンバーは8人で、このメンバーは毎週、サイトに予想原稿を入稿し、「Gallop Online」から一定の謝礼が出る仕組み。ただし、この8人に選出されるには定期的に開催される選抜大会で実績を作る必要がある。
 さらに、有料会員(月額315円)のみが閲覧できる「プロの予想」では、誰もが納得の清栄トラックマンをずらりと揃え、馬券のプロたちが“的中”にとことんこだわる。
 (ジャーナリスト新聞 2011年3月14日付より)

 春のクラシックレースも近づく中、産経デジタルが運営する競馬総合情報サイト「Gallop Online(ギャロップオンライン)」が3月8日に大幅リニューアルした。
 ⇒Gallop Online(ギャロップオンライン)
 最大のアピールポイントは「ガチンコ予想大会」という読者参加型コンテンツ。個人のブログではなく、本格的な競馬サイトに自分の予想を載せてより多くの人に見てもらいたいというユーザーのニーズに応えたもの。定期的に開催される「選抜大会」で、指定されたレースの予想を行い、その中で実績を作ったメンバーから選ばれるという仕組み。的中したメンバーの予想にはきちんとレース後「的中」マークが付くのはわかりやすい。
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 競馬ニュース自体は無料で閲覧できるが、月額315円の有料コンテンツとしてプロのトラックマン8人による予想が用意されている。また、有料会員はレース結果、出馬情報、登録馬情報などの「レース情報」コンテンツも利用可能。なお、課金方法はニフティビッグローブといったISPの料金に合わせて支払う仕組みや、コンビニなどで売られているプリペイドカードのWebmoneyに対応する。
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 ニュースやユーザー参加型コンテンツは無料で提供し、一定数のユーザーを集客した上で、プロの予想やレースの細かな情報については課金するというシンプルなモデル。グループ媒体のSANSPO.COM夕刊フジの方に掲載されている競馬の各ニュースからも、Gallop Onlineが関連サイトとして取り上げられており、他媒体からの流入を意識していることがうかがえる。
 また、読者参加コンテンツを「予想コラム」一本に絞っている点はわかりやすい。予想大会に参加するメンバーも、それを閲覧するその他の利用者も興味を持つ「他の人はどういう見方をしているのか」という視点をシンプルに提供しており、「ユーザーは何のためにこのコンテンツを見るのか」というはっきりした目的が意識されている。