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国内新聞社を中心としたマスメディア関連のウェブサイト巡回が趣味です。業界紙的なノリでトピックスをメモしていきます。

山形新聞が学割キャンペーン 朝夕刊セットで2000円

 山形新聞社は11月から、「やましん学割キャンペーン」を始めた。来年2月28日までの期間中、3300円の朝夕刊セットが2000円で購読申し込みができる。同社はすでに昨年秋から県外向け電子版で学割を適用してきたが、今回はそれを紙の新聞に拡大した。
 対象となるのは山形市酒田市鶴岡市天童市上山市米沢市、三川町に住み、県内の大学、大学院、短大に通う独り暮らしの学生。契約期間は1年だが、在学中は何度でも更新できる。支払いは口座振替か一括前払いで、一時止め、解約はできない。現在、定価で購読している学生は、現契約終了後に学割に切り替えることができる。
 学割導入に伴い、山形大学をはじめとする県内の主要大学、短大の生協、購買に申し込みはがき付きパンフレットを設置。はがきか携帯サイト、山形新聞社のウェブサイト「やましん就職ガイダンス」から申し込む。
 (2010年11月17日新聞情報「山形新聞、県外向け電子版に続き 紙にも学割拡大」)

 朝日新聞社が9月から大学生向けに朝夕刊セット版を2500円という約4割引の学割キャンペーンをほぼ全国で始めたのに続き、山形新聞が11月から学割キャンペーンを開始した。セット3300円を2000円でということなので、朝日と同じく約4割引での販売となる。詳細は以下のリンク先から。
 ⇒山形新聞「学割キャンペーン」|山形新聞
 朝日新聞の学割キャンペーン同様、契約期間は1年が基本で一時止めによる返金や途中解約はなし。集金は口座振替もしくは一括払いに限定している。
 「就職ガイダンス」のサイト内にキャンペーンの案内ページを設けていることからも、これから就職活動を始める学生をターゲットにしているように感じる。ちょうど大学3年生の就職活動のスタートに合わせてのキャンペーンの実施なのだろう。
 地方紙としてはおそらく初めての取り組みと思われるが、政府の支援を当てにして若年層への対策をするよりは健全な動きのように感じられる。