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国内新聞社を中心としたマスメディア関連のウェブサイト巡回が趣味です。業界紙的なノリでトピックスをメモしていきます。

読売、巨人・ポケモンと新聞とのコラボCM放映

 読売新聞東京本社と読売巨人軍は、読売新聞の紙面でおなじみとなっている人気キャラクター「ポケットモンスター」と協力したテレビCMを制作し、7月末から放映されている。「大人にも子どもにもたのしめる記事がいっぱい」という読売新聞の魅力をアピールする。
 CM前半では、巨人軍の坂本、東野、松本、内海の主力4選手の試合での映像と、9月に任天堂から発売予定の新しいゲームソフト「ポケットモンスターブラック・ホワイト」のキャラクターが交互に登場し、スピード感を重視した内容。後半は、各選手の活躍を伝える運動面の記事や、「ポケモンといっしょに覚えよう!熟語大辞典」の紙面をたっぷりと見せ、「親子で楽しめる読売新聞」を強くアピールしている。
 (新聞情報 2010年8月4日付 「読売新聞・巨人軍・ポケモン コラボCMを放映」)


 先日メモしたように、最近の新聞業界ではキャラクターを使い新聞を子どもに読む習慣をつけてもらおうとする試みが流行している。
 先鞭をつけたのはポケモンを起用しことわざや熟語クイズを始めた読売だが、朝日はドラえもんで同様な企画の追いかけを行っている。朝日新聞の秋山社長も「販売店や読者からの評判が非常にいいコンテンツで、読者第一の工夫にたったもの」とインタビューで太鼓判を押しており、手ごたえはかなりのものがありそうだ。
 つい先日、朝日新聞が「しつもん! ドラえもん」をテーマにしたテレビCMを始めたが、すかさず読売もポケモンと巨人を起用したCMを制作するという展開になっている。CMでは「大人には巨人軍、子どもにはポケモン」といったメッセージで、親子そろって楽しめる新聞であることを強調。動画は以下のリンクから視聴できる。
 ⇒読売新聞CM : YOMIURI ONLINE(読売新聞)