edgefirstのブログ

国内新聞社を中心としたマスメディア関連のウェブサイト巡回が趣味です。業界紙的なノリでトピックスをメモしていきます。

毎日.jpで記事を読んでスタンプラリー 抽選で5人に1万Tポイント

 毎日新聞社の総合ニュースサイト「毎日.jp」で珍しいキャンペーンが始まった。記事を読んで「スタンプボタン」を押し、スタンプが20個貯まるとTポイント1万ポイントが当たる抽選に応募できるという企画。CCCと業務提携し、4月から支払った新聞購読料金にTポイントが付与される毎日新聞ならではの取り組みだ。

 毎日jp内の一部記事下に表示されているスタンプボタンをクリックし、20個スタンプをためていただきます。 20個たまれば、応募フォームへのボタンが表示されるので、それをクリックし、応募フォームに名前とメールアドレスを入力し、応募いただきます。なお1記事につき1回のみスタンプが押せます。
 応募者の中から抽選で5名様にTポイント1万ポイントをプレゼントします。
 20個スタンプを押すごとに、お一人様何度でも応募できます。
毎日jp(毎日新聞)

20100722011037
 一度スタンプを押した記事については、スタンプボタンが「来訪済みです」に変わり押せなくなる。つまりスタンプを集めるためには何でもいいから20の異なる記事を読む必要がある。
 20の異なる記事を読んでスタンプを集めると、名前をメールアドレスの入力を求めるフォームが表示されるので、そこで入力すると応募が完了する。なお、1人あたりの応募の回数に制限はなく、20個スタンプを押すごとに応募できるようだ。
 期間が7月20日から8月31日までとやや長いわりには、当選人数が5人と少ないような印象がある。
 1Tポイント=1円だから、必要となる原資は5万円+αか。目的は単純なページビュー増加なのか、それともユーザー1訪問あたりのページビューや滞在時間の増加でも狙っているのだろうか。
 とはいえ、記事を読むことに対してインセンティブを与えるというのは、今までありそうでなかった面白いアイデアのように感じる。よくある「ポイントを貯める」ではなく、「スタンプを集める」という表現にしたのも興味深い。
 どうせなら「スタンプ」がランダムに表示されるようにして、ランダムに出現するスタンプにレア感を与えることでユーザーにサプライズを与え、スタンプの集める楽しみを味わわせるほうがいいんじゃないかと思ったが、それはそれでプログラミングや不正対策が大変そう。試すなら携帯サイトのほうがいいのかも。