edgefirstのブログ

国内新聞社を中心としたマスメディア関連のウェブサイト巡回が趣味です。業界紙的なノリでトピックスをメモしていきます。

電子チラシShufoo!がiPadアプリに 「リビングでくつろぎながらチラシ閲覧を」

 凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:足立直樹、以下:凸版印刷)は、アップル社が、5月28日に日本での発売を決定した、タブレット端末iPad向けに、国内最大級の電子チラシサイト Shufoo!(シュフー)のチラシコンテンツを閲覧できる無料アプリを5月28日から公開します。
 本アプリは、現在Shufoo!に掲載されている、日本全国の大手流通企業など約360法人、20,000店舗の電子チラシを、iPadの特長を活かした大画面と、快適なタッチ操作で閲覧することができるアプリケーションです。
 直感的なタッチ操作で、これまでになかった電子チラシの閲覧スタイルが可能になります。また、リビングでくつろぎながらチラシを見るという、チラシ本来の閲覧スタイルに近い体験ができます。さらに、かねてよりShufoo!のユーザーから要望が高かったiPhone/iPod(R) touch向けの無料アプリも同時に公開します。
 チラシを持ち歩き、直感的な操作で閲覧することが可能になります。
 今後、お買い物メモなど電子チラシならではの機能も付加していく予定です。
凸版印刷、電子チラシサイト「Shufoo!」のチラシコンテンツを閲覧できる無料アプリを公開(日経プレスリリース)

 5月28日のiPadの日本発売と同時に、凸版印刷が電子チラシウェブサイト「Shufoo!」のコンテンツをiPadで閲覧できるアプリを提供する。同時に「ユーザーから要望が高かった」というiPhone/iPod Touchアプリも公開するとのこと。両方とも無料アプリとしてApp Storeからダウンロードできる。
 同種のサービスであるリクルートのタウンマーケットはすでにiPhoneアプリをリリースしており、もう一方の雄である凸版印刷の動きが注目されていたが、やはりiPad発売に照準を合わせてきたようだ。

(プレスリリースの参考画像より) 
 プレスリリースでも触れられているが、「リビングでくつろぎながらチラシを見るという、チラシ本来の閲覧スタイルに近い体験ができます」というのが利用者に受け入れられるかがポイント。個人的には新聞に折り込まれるチラシには「予期せぬお店との出会い」があると感じており、その感覚がデジタルでも再現されるのであれば、iPadなどのタブレット端末でチラシを見るというのが生活習慣に入り込んでくるかも。
 利用者のチラシの閲覧傾向を分析して、「あなたのチラシ閲覧傾向からして、まだ見ていないおすすめのお店のチラシはこれです」のような機能がついたら面白い。実現のためには相当な量のチラシを日々蓄積しておく必要があるだろうが。