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edgefirstのブログ

国内新聞社を中心としたマスメディア関連のウェブサイト巡回が趣味です。業界紙的なノリでトピックスをメモしていきます。

共同通信総務局長、新人研修で「この中に美人いない」→糾弾され発言撤回

ネタ

 琴光喜野球賭博疑惑を読むついでに見かけた週刊新潮の記事。共同通信社の総務局長が新人研修で記者の心得を話す際、勢い余って余計なことまで言ってしまい、組合から「セクハラ発言」として糾弾され発言を撤回したとのこと。

 問題の発言があったのは4月1日に行われた新人研修でのこと。総務局長が記者としての心得を話すというものだったが、女性陣に対しても“女性であることを売り物にするな”と戒めたのである。
 <取材先で若い女性というだけでチヤホヤされるでしょう。中には記事のネタをくれる警察官もいる。それは、あなたを人間として尊重してくれたのではなく、単に男社会の裏返しであることは多い>
 などと話し、最後にこう締めくくった。
 <まぁ、ここには美人はいないようですから、僕は安心しています。心配なんかしていません>
 これがセクハラかどうかはさておいて、後に組合の知るところとなり、労組ニュースが数度にわたって局長を糾弾、ついには“美人〜”発言を取り下げさせてしまったのだ。
 (週刊新潮 5月27日「美人はいない」発言で吊るし上げ「共同通信局長」)

 “女性であることを利用してネタを取ろうとするな”という前段は、新人に対する話としては決して間違ったことは言っていないと思う(参考)。が、そこでやめとけばいいのに、ウケを狙おう、場を和ませようとして勢い余ったのだろう。記者職で入社した新人のうち4割が女性だという共同通信でこんなこといっちゃまずい。
 ホイチョイプロがスピリッツで連載している「気まぐれコンセプト」でも、かつて裸踊りが当たり前だった(とされる)大手広告代理店の飲み会で、「私がここで脱いでもよければこの承諾書にサインを…」と宴会にいた女性に承諾を求めるシーンがあった。むろんこれはユーモア表現の一種だが、女性の社会進出が進んでいる現在、男性のこれまでの常識だけで判断してはいけない場面が増えていることを示しているはずだ。