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国内新聞社を中心としたマスメディア関連のウェブサイト巡回が趣味です。業界紙的なノリでトピックスをメモしていきます。

埼玉新聞、萌え漫画「らき☆すた」の月1回連載スタート

 埼玉県春日部市久喜市を舞台に、女子高生たちのゆるい日常を描いた美水かがみさんの4コママンガ「らき☆すた」が25日付の埼玉新聞朝刊に掲載、月1回の連載がスタートする。
 「らき☆すた」は、「月刊コンプティーク」(角川書店)で連載中の4コママンガで、オタク女子高生の泉こなた柊かがみ、つかさ姉妹らの日常を、アニメやマンガのパロディーを交えて描いている。
 07年にアニメ化され、柊姉妹の実家「鷹宮神社」のモデルとなった同県鷲宮町(現久喜市)の鷲宮神社に“聖地巡礼”と称して多くのファンが詰めかけるようになるなどの社会現象となり、まちおこしにも活用された。同紙は昨年10月、創刊65周年企画で「らき☆すた」とタイアップした別刷り特集を発行。ファンからの問い合わせが殺到し、昨年末にも別刷り特集を発行した。
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 萌え路線を突っ走る埼玉新聞で、月1回「らき☆すた」の4コマ漫画の紙面連載がスタートした。第1回は4月25日。漫画の連載と同時にアニメ、漫画などのサブカルチャーに特化した特集紙面「月刊サイタマニア」を発行する。合わせて「萌え系美少女コンテスト」の作品も読者から募集し、優秀作は紙面で掲載するなどの特典があるそうだ。概要は以下のページで。
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 しかし、せっかく社として力を入れている企画なのだから、ただの告知ページだとしてももう少しデザインに力を入れたほうがいいのではないだろうか…。それこそデザインやウェブ制作が得意なファンに呼びかけて作ってもらうとか。
 昨年10月に創刊65周年での特集紙面を発行し、今年の1月には特別号外を鷲宮神社で配布するなど、もはや「らき☆すた」と心中する勢いの埼玉新聞だが、まあ北海道新聞中日新聞西日本新聞などの地方紙で連載されている「ちびまる子ちゃん」も、元をたどれば少女漫画雑誌『りぼん』から始まったのだし、こういう形で新しいカルチャーを取り込むのもありなのかもしれない。とはいえ「萌え系美少女コンテスト」はやりすぎのように思えるが。