edgefirstのブログ

国内新聞社を中心としたマスメディア関連のウェブサイト巡回が趣味です。業界紙的なノリでトピックスをメモしていきます。

朝日新聞もフォトサービス参入 GettyImagesと提携し国内外へ販売

 朝日新聞社は、創刊130周年記念事業として、本社が所蔵する貴重な歴史写真から最新の映像までをデータベース化する「朝日新聞フォトアーカイブ」の構築を開始した。来年4月ごろにはネット上で公開し、そこから直接、写真を有料で貸し出し、販売できるようにする。
 朝日新聞社は、戦前・戦中の「歴史写真アーカイブ」をはじめ、現在デジタル画像約240万枚、プリント約480万枚を所蔵している。これを整理して、新設するデータベースに登録、公開する。順次規模を拡大し、国内最大の写真データベースを目指す。
朝日新聞デジタル:どんなコンテンツをお探しですか?

 先日のエントリで、読売のフォトアーカイブに報知の写真が加わったことをメモしたが、朝日新聞も負けじと自社の持つ写真のアーカイブ事業を来春に本格的に始めるようだ。
 デジタル画像約240万枚、プリント約480万枚を所蔵しているということで、この中からどの程度の画像を整理しデータベースに登録していくのかはわからないが、「国内最大の写真データベースを目指す」とのことであるから、相当数の登録を想定しているのだろう。名称は「朝日フォトアーク」とのこと。
 興味深いのが、世界的なストックフォトの大手であるGettyImagesと提携し、国内外での販売も表明していること。クオリティの高い写真をたくさん提供し、それが世界中のユーザーに利用されることで、世界の中で日本の報道写真をアピールできるようになっていくことを期待したい。