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国内新聞社を中心としたマスメディア関連のウェブサイト巡回が趣味です。業界紙的なノリでトピックスをメモしていきます。

産経デジタル、競馬エイトのウェブ版を発行

  産経デジタルは13日、産経新聞社が発行する競馬専門紙「サンケイスポーツ特別版 競馬エイト」の紙面を、Webブラウザ上で閲覧できるサービス「競馬エイトView」β版を開始した。価格は1部500円。なお、紙メディアの「サンケイスポーツ特別版 競馬エイト」は1部450円で販売されている。
競馬エイトをWebブラウザ上で閲覧できる「競馬エイトView」 -BB Watch

 スポーツ紙の競馬面よりも情報や予想が詳しく、競馬ファンにとっては非常に重要なメディアである「競馬新聞」の競馬エイトがウェブブラウザ上で閲覧できる「競馬エイトView」というサービスを産経デジタルが開始した。「β版」なのにお金を取るというのはいかがなものかとも思うし、ウェブなのに紙よりも高いというのは意外。
 配信はFlashを利用し、縮小・拡大や印刷機能に加え、気になる部分に書き込みが可能な「ペンツール」やメモを貼れる「付せんツール」、ページにしおりをはさめる「しおりツール」も用意される。ウェブブラウザ+Flashによる配信のためWindows、Macintoshともに対応。
 最近は馬券購入をPCや携帯のネット経由(I-PAT)で行う人も多いのだろうが、そういう人たちは「デイリー馬三郎」や「競馬ブックオンライン」に加入しているのではないだろうか。特にデイリー馬三郎はI-PATと完全に連動し、予想やオッズを見ながらダイレクトに買い目を入れられたりする。競馬エイトの紙面が見られる、というだけではあまりアピールにはならないような気がする。
 ところで競馬面のネット配信だが、当初「8月22日までの試験配信」だった日刊ゲンダイ競馬面のiPhone向け配信は、現在も12月25日までの予定で継続中のようだ。過去の当ブログの記事で「赤鉛筆でメモできない競馬新聞なんて意味ないのでは」と軽く感想を書いたところ、本当に赤ペンでメモを書き込める機能が追加されていた。よもや当ブログを読んで機能を追加したなんてことはないだろうが、少しびっくりした。