北日本新聞が年末で夕刊を休止 収益改善理由に
富山県内で朝夕刊を発行する北日本新聞社（河合隆社長）は３１日付夕刊に社告を掲載し、今年１２月２８日付をもって夕刊を休刊とし朝刊単独紙となることを明らかにした。
同紙は朝刊約２５万部、夕刊約３万２千部を発行。朝刊の購読料月額２９８７円は据え置く。
休刊は、ライフスタイルの変化やインターネットの普及などメディアをめぐる環境が激変、多様化する読者のニーズに応えるのが困難になったことや夕刊の収支改善の見通しが立たないことが理由。休刊後は、夕刊の一部紙面を朝刊に組み込むほか、ホームページの速報強化や内容の充実を図るという。
⇒北日本新聞、１２月で夕刊休刊へ 購読料は据え置き - 47NEWS（よんななニュース）
富山の県紙である北日本新聞が事実上今年いっぱいで夕刊を廃止。朝刊２５万部で夕刊３万２千部であるから朝夕刊セット率は約１３％。１割強の世帯にしか届いていなければ発行し続ける意味合いも薄れてしまうのもしかたないか。
そういえば鹿児島の南日本新聞も今年２月で夕刊を廃止してたなあ…次にくるのが西日本新聞、だったら悪い冗談。
Wikipediaの夕刊の項目には近年夕刊発行を止め、朝刊単独紙に移行した新聞が以下の通りまとまっている。
