edgefirstのブログ

国内新聞社を中心としたマスメディア関連のウェブサイト巡回が趣味です。業界紙的なノリでトピックスをメモしていきます。

デジタルサイネージを知るためのわかりやすい記事

 山手線の「トレインチャンネル」は2002年に導入され、現在、中央線、京浜東北線にも導入が進んでいる。計画どおり導入が完了すると、合計1万6000面の液晶画面を通じて毎週5000万人もの目に触れる巨大メディアとなる。
 現代人は忙しい。自宅でソファーに座って、ゆっくりコンテンツを視聴する時間は減少している。テレビ番組もリアルタイム視聴の比率が下がり、ハードディスクに録画して視聴する人が増えている。ちょっとした隙間にコンテンツをどうやって見てもらうか? コンテンツの出し手は、個人の「24時間」を奪い合っているのだ。
デジタルサイネージ最前線 隙間の時間を埋め尽くせ!:JBpress(日本ビジネスプレス)

 総務省の現役情報通信政策課長で、“ネットの中立問題”を知るための格好の入門書「インターネットは誰のものか」などの著書で知られる谷脇康彦氏による大変わかりやすいデジタルサイネージの入門記事。
 山手線のトレインチャンネルで成功したモデルが東京の鉄道各線に広がり、東京メトロや羽田空港のトイレや病院の待合時間といった、人が持つ1日24時間というあらゆる時間と場所に進出していく様子が書かれている。