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国内新聞社を中心としたマスメディア関連のウェブサイト巡回が趣味です。業界紙的なノリでトピックスをメモしていきます。

普及進む米国の電子書籍端末事情 新刊9割が電子化、価格は半額も

 本や新聞などをインターネット上でダウンロードし、携帯用の専用端末画面で読む「電子書籍」(Eブック)市場が、米国で活況を呈している。景気後退にも負けず、専用端末もソフトの売り上げもうなぎ上り。ネット配信が主流になりつつある音楽と同様、Eブックも使い勝手が向上すれば、「紙」に代わる新しい媒体として本格的な普及が期待される。
東京新聞:ページが見つかりませんでした(TOKYO Web)

 東京新聞の記事から。日本ではiPhoneでの雑誌の有料配信「MAGASTORE(マガストア)」が始まったが、アメリカではアマゾンとソニーの電子書籍端末の普及が進んでいるようだ。市場はまだまだ全書籍販売の1%ほどだが、2008年の電子書籍の売り上げは、全体が2.8%減少する中、前年比68.4%の大幅増だったとのこと。

 実は電子書籍では、ソニーが米国より先に日本で〇四年に事業を始めたが、普及が進まず撤退した。米国での成功の背景には、音楽でのネット配信の成功を見た出版社や図書館が、本の電子化に積極的なことがある。新刊の約九割が電子化され、しかも製本された場合の半額程度で、販売されるケースもある。
東京新聞:ページが見つかりませんでした(TOKYO Web)

 懐かしいなあ、ソニーのリブリエと松下のΣブック。確か実際の書店に端末を置いて利用者に購入をしてもらおうとしていたはず。やはり普及には値段と品揃えが肝心、ということだろうか。「ただ防水でないので入浴中は使えない」とのことだが、ジップロックに入れれば問題ないだろうし。