edgefirstのブログ

国内新聞社を中心としたマスメディア関連のウェブサイト巡回が趣味です。業界紙的なノリでトピックスをメモしていきます。

新聞販売店が舞台の萌え系マンガ「かなめも」

 ⇒はてなダイアリー
 新聞販売店を舞台にした萌え系アニメ・マンガがあるということを上記の日記で知り、給料日直後だったので買ってしまった。カバーが目の大きさが顔の三分の一から半分を占めるセーラー服を着た少女だったので、かなり買うのに勇気が必要だったが。

かなめも (1) (まんがタイムKRコミックス)

かなめも (1) (まんがタイムKRコミックス)


 話は、祖母が亡くなり天涯孤独の身となった中学生の主人公「中町かな」が偶然新聞配達の専売所(販売店)に住み込みで働くことになったというところからスタート。4コマで単位でストーリーが進んでいく。
 所長代理が小学生の女の子とか、従業員もみんな女の子だったりとか、こういうテイストがいわゆる「萌え系」なんだろう。ボーイッシュ、クール、お嬢様、ちょっとレズっ気のある女の子などが登場人物。よくわからないが、これが「キャラ萌え」の世界なのだろうか?
 たまに「順路帳で→↑」とか「5000円の米で6カ月分の契約て…どうなの?」のようなセリフが飛び出すあたりで「あ、これって新聞販売店がテーマだったんだ」と思い出すような感じで読める。著者があとがきで「昔お世話になったお店のことを思い出しながら書いた」と述べている通り、経験をもとに書いている部分が多いのだろう。
 テレビアニメは7月から深夜帯のテレビ東京系列の放送局でやっているらしい。
かなめも公式サイト
テレビ東京・あにてれ かなめも
 同じく萌え系アニメの「らき☆すた」効果で埼玉県の鷲宮神社の初詣客が12万人増えたとか、富山県南砺市の城端が舞台になったアニメ「true tears」の町並みをアニメの聖地として行政が観光資源として売り出し中とか、高校の軽音楽部でガールズバンドを組む女の子たちをテーマにした「けいおん!」で、主人公の一人がつけていた超高級ヘッドフォン(7万円以上)が売り切れ続出とか、近頃そういうお話は尽きないので、ひょっとしたら意外と面白い展開があるのかもしれない。夕刊の4コマを萌え系にしてみるとか、そのうち手を出す新聞社があるかも。