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国内新聞社を中心としたマスメディア関連のウェブサイト巡回が趣味です。業界紙的なノリでトピックスをメモしていきます。

日経、大人のためのSNS「WagaMagaラウンジ」を9月末で終了

 ⇒「日経WagaMaga」のSNSが9月30日で終了 -INTERNET Watch
 ⇒「WagaMagaラウンジ」休止のお知らせ:NIKKEINET 日経WagaMaga
 大人のための情報・コミュニティーサイトである日経Wagamaga内に設けられたSNSが9月末で終了となる。2006年11月にスタートし、3年近くで終了。ユーザーが公開した日記データについては、画像とテキストをダウンロードできるサービスを提供する予定。また、終了時の告知としては珍しく「今後の交流は他のサイトを使ってください」との表記も。

なお、「WagaMagaラウンジ」で育んだ会員同士のつながりを、別の形でさらに広げていきたいとお考えの会員の皆様には、既存の別のSNSサービスに登録していただいた上で、新たなコミュニティー活動をお続けいただく方法があります。「日経WagaMaga」事務局は特定のSNSサービスをご案内する立場にありませんが、国内にはmixi(ミクシィ)、GREE(グリー)、@niftyのビジネススペースなど、いくつかのSNSサービスがあります。また、「WagaMagaラウンジ」からダウンロードした日記データは、SNS「ファミーゴ」(運営会社は「WagaMagaラウンジ」の運営に協力してきたデジタルブティック)で比較的スムーズにアップロードできるようになる見込みです。
 ⇒「WagaMagaラウンジ」休止のお知らせ:NIKKEINET 日経WagaMaga

 2006年ごろから大手紙は「大人向けのサイト」構築を積極的に手掛けており、以下のようなサイトが代表例。

こういったサイトが次々に生まれている背景についてはこの記事が参考になる。

「新聞は50代以上の読者に非常に親和性が高いメディアですが、しかしその半面、新聞広告は顧客とのタッチポイントがないという課題がありました。クライアントは、ユーザーサポートの電話くらいでしか読者に接することがなかった。そこで『新しい大人たち』を立ち上げて、“読者に接触できる場所”を作るのが狙いです」
 あくまで新聞社なので、紙の新聞広告とWeb広告をセットで取るのが目的だ。メインは紙であり、Web広告は読者への接点を提供する付加的なもの、という位置付けだという。「バナー広告やテキスト広告を売ろうとは思っていませんから。基本的にはタイアップ広告に近い位置付けです。我々にとってはあくまで、新聞へ広告を集めることがメインです。Webは(サブであり)、タッチポイント(クライアントと読者が接触できる場所)を提供するため」。実際に、広告主は団塊世代へアピールできる場を求めているそうで「名前は出せませんが『新しい大人たち』を前提に、年間契約してくださった大手クライアントもいます」
「50歳以下お断り」の新聞社サイト、続々登場の理由 - Business Media 誠