edgefirstのブログ

国内新聞社を中心としたマスメディア関連のウェブサイト巡回が趣味です。業界紙的なノリでトピックスをメモしていきます。

日経春秋氏、羽生名人にサインねだった朝日観戦記者を叱る

▼新聞社は将棋界に契約金を払ってタイトル戦を主催し、関連する記事を載せている。いってみれば、取材先のスポンサーでもある。サインを頼んだ記者は名人戦を共催する朝日新聞のOBだ。どこかにスポンサー意識がなかったか。その驕(おご)りが清潔な時間を汚したのだとしたら他山の石。自戒しなければならない。(4/14 日経春秋より)
日本経済新聞

時代はすでに取材するマスコミも世間から見られている存在になっている。取材現場にタバコを投げ捨てたり、禁煙の場所で吸っていればそのことをネット上で非難されることも。この朝日OB記者は75歳だそうだが、おそらくマスメディアが情報のアクセスを特権的に行えた、古き時代の意識のままだったのだろう。「自分も見られる対象になっている」ということに気がつかず。