朝日中学生ウイークリーも「中高生新聞」に 読売より1カ月先行
朝日学生新聞社は来年春に創刊40周年を迎えるのを前に、「朝日中学生ウイークリー」(毎週日曜日発行)を、読者対象を高校生にも拡大し、10月5日付から「朝日中高生新聞」にリニューアルする。タブロイドの判型はそのまま、月ぎめ購読料は967円(税込み)も据え置く。読売新聞社が11月に創刊する「読売中高生新聞」(週刊)より1カ月先行してのリニューアル。この秋、中高生をめぐって朝日と読売が競うことになる。(中略)
今回の中学生ウイークリーのリニューアルのコンセプトは、「今がわかる、未来が開ける」。購読中の中学生も、高校進学のさらに先へと視野を広げられるような紙面を増やし、卒業後も読み続けられる新聞を目指す。判型・購読料はそのままで、ページ数は現在の20ページから20~24ページとする。
(2014年8月25日付文化通信より)
現在、全国で唯一の中学生向け新聞「朝日中学生ウイークリー」が、今年10月より対象読者を高校生まで広げ、「朝日中高生新聞」としてリニューアルする。料金やタブロイドサイズは変更せず、若干のページ増を予定する。
[公式リリース(PDF)]⇒「朝日中学生ウイークリー」が高校生にも読者を拡大 「朝日中高生新聞」(週刊・全国)にかわります
リニューアルの内容としては、仕事や働き方といったキャリア情報の充実や、高校生・大学生の生活の紹介、グローバルな視点から5年後や10年後の世界の姿がイメージできるような記事の充実が挙げられている。また、これまで掲載された定期試験や高校受験に関する記事、英語マンガや著名人が語る「私と英語」といった記事は10月以降も引き続き掲載される。
読売が目玉としているスマートフォンアプリの活用などは今のところ公表されていない。ただ、親会社である朝日新聞社は7月23日に大学受験対策の有料アプリ「アプケン」をリリースしており、高校生向けの学習コンテンツとして連携する構想もあるのかもしれない。
続きを読む