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読売新聞、中高生向け新聞を11月創刊 子ども新聞からの継続狙う

 読売新聞社は7月11日、中学生・高校生をターゲットにした週刊新聞「読売中高生新聞」を11月に相関すると発表した。約22万部を発行している小学生高学年向けの「読売KODOMO新聞」の読者の成長に合わせ、新たな活字メディアを提供し、将来の読売新聞本紙の読者を開拓するのが主な狙い。KODOMO新聞と同様、小学館が紙面制作に特別協力する。スマートフォンで利用できる中高生新聞専用の紙面連動型アプリも用意する。
 読売中高生新聞は、全面カラーのタブロイド判24ページで毎週金曜日に発行。読売新聞が11月に創刊140周年を迎えるのに合わせ、第1号の発行は同7日となる。月ぎめ購読料は780円(税込み)、1部売りは200円(同)。「優待価格」としてKODOMO新聞から継続して購読する場合、一定期間は月額500円(税込み)で購読できるようにする。一定期間の範囲は検討中。また、中高生新聞とKODOMO新聞を併読する場合は、両紙合わせて月額1000円(税込み)で購読できる「併読価格」も設定する。
 現時点で発行を予定しているエリアは関東、近畿、九州の一部(東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城、栃木、群馬、静岡、大阪、京都、兵庫、奈良、和歌山、滋賀、山口、福岡)の1都2府13県。
(2014年7月21日付文化通信より)

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 [画像]「読売中高生新聞」の見本版

 読売新聞社は7月11日、11月7日より中学生・高校生を対象にした新媒体「読売中高生新聞」を発行することを発表した。週1回金曜日発行で月額780円。タブロイド判24ページオールカラーであり、3年前に創刊した小学生高学年向けの読売KODOMO新聞(月額500円、週1回木曜発行、タブロイド判20ページ)読者の成長に合わせた媒体となっている。記者会見での質疑応答によると、目標部数は当面、朝日中学生ウイークリーの5万部。

 紙面は横書きを中心とするレイアウトで、ニュース面(6ページ)では社会の動きや時事ニュースを解説、1週間の動きをまとめたコーナーを設ける。学習面は4ページを設け、英語を毎回英会話と長文読解で2ページを用意。国語、数学、科学、社会も週替りで掲載する。その他ファッション、書評、芸能などのほか、特別協力する小学館が漫画と小説の2ページを担当する。

 大きな特徴がスマートフォン専用アプリ「Yteen」(ワイティーン)を提供する点。2ページの読者投稿面と連動させ、中高生が抱える悩みに応える相談コーナーのほか、政治や経済などさまざまんニュースについての意識調査、暗記に役立つ学習教材に活用し、スマホ世代である若い読者との双方向性の実現を図る。投稿の運用は事前型チェック掲示板としては異例の人気を集める「発言小町」のノウハウを活用し、安心して議論ができるようにするという。

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